文化

2019.12.12

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第11回「韓国コンテンツ大賞」授賞式で金冠文化勲章を授賞する文化体育観光部の朴良雨長官=11日、ソウル



[キム・ヘリン、キム・ウニョン]
[写真=文化体育観光部のホ・マンジン]

文化体育観光部の朴良雨(パク・ヤンウ)長官は11日、ソウルのコエックスで開かれた第11回「韓国コンテンツ大賞」授賞式に参加し、「今年、韓国はコンテンツによって世界の人々から最も愛される国の一つになった」と語った。

また、「先月に欧州を訪問した時、各国の文化長官らが韓国の文化・芸術・コンテンツ・文化政策に大きな興味を示した」とし、「世界の人々が韓国のコンテンツに注目している」と付け加えた。

続けて、韓流20年の成果に対して「劣悪な環境の中でも、コンテンツ製作に力を尽くしてきた人々のおかげである」と説明した。



c第11回「韓国コンテンツ大賞」授賞式で記念撮影を行う受賞者らと文化体育観光部の朴良雨長官(右から8番目)=11日、ソウル

第11回「韓国コンテンツ大賞」授賞式で記念撮影を行う受賞者らと文化体育観光部の朴良雨長官(右から8番目)=11日、ソウル



朴長官は、同授賞式で、漫画家の故・金星煥(キム・ソンファン)さんに金冠文化勲章(勲章の中でも最高位)を受賞した。故・金さんは、韓国戦争から民主化運動まで韓国の近現代における政治・社会をテーマにした4コマ漫画「コバウ令監」の作者。1955年から2000年まで45年間、新聞に連載した。1万743枚の原画が2013年に韓国登録文化財に指定された。

この他、漫画・アニメーション・放送映像・海外進出・キャラクター・ゲームの6つ部門で33人が受賞した。

海外進出部門では、アニメーション「モンカート」と「ミニ特攻隊」を製作したSAMGアニメーションのキム・スフン代表と河回別神巫俗游戏保存会のリュ・ピルギさんが受賞した。同社のコンテンツは、欧州、北米、東南アジアなどで人気を集めている。

kimhyelin211@korea.kr