文化体育観光部と韓国観光公社が、国内旅行の活性化に向けて、14日から来月30日まで「旅行に行こう」キャンペーンを開催すると14日、明らかにした。写真は慶尚北道・安東市を旅行する観光客の様子= アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載及び再配布を禁じます)
[イ・ジヘ]
交通や宿泊、旅行商品などで割引が提供される「旅行に行こう」のイベントが開かれる。
文化体育観光部と韓国観光公社が、14日から来月30日まで「6月には旅行に行こう」というキャンペーンを展開すると14日、明らかにした。
イベント期間中、鉄道・航空は最大で50%割引、デジタル観光住民証の導入地域は特別割引、宿泊2万~5万ウォン割引券などが提供される。なかなか行くことができない場所や、普段は一般公開されない場所も訪問できるように特別な商品が用意された。
まず、交通の割引が拡大された。宿泊または体験券など既存の観光関連商品を活用すれば、KTX(平日50%、週末30%)や観光列車(50%)が割引になる。若者のための「ネイルロパス」(1万ウォン)、内陸航空路線運賃(2万ウォン)、シティツアーバス(50%)の割引も提供される。
ペットと一緒に旅行する人たちのために、ペットにも航空運賃の割引が提供される。
「デジタル観光住民証」を導入した人口減少地域を訪問すれば宿泊や飲食、観覧などで割引が受けられる。15地域で運営されていたデジタル観光住民証は、今年、19の自治体(江原道・寧越郡、慶尚北道・安東市、全羅南道・長興郡など)で追加運営される。
デジタル観光住民証の導入地域に近い12の駅に止まるKTXを、午後9時から午前7時の間に利用する場合、35%割引される。該当地域行きの列車を利用する客が、デジタル観光住民証に参加している業者を直接訪問し、その場で割引証を発給した場合には、KTXの2万ウォン割引券が提供される。
その他にも、宿泊割引券25万枚を用意した。
慶尚北(キョンサンブク)道や江原(カンウォンド)道など、全国12の広域市・道の宿泊商品(7万ウォン以上)に対する5万ウォン割引券を今月28日から30日まで先着順で発行する。
来月3日からは、非首都圏地域で2万ウォン以上の宿泊商品を予約する際に使用できる2万ウォンまたは3万ウォンの割引券が提供される。
文化芸術祭、農漁村体験、自転車旅行などの旅行商品も用意された。
「ゆったりと楽しむ南原(ナモン)アートツアー」、「公州(コンジュ)聖地巡礼」、「一人で求礼(クレ)旅行」、グルメをテーマにした旅行など70余りの地域で130余りの旅行商品が楽しめる。
「DMZ平和ヌリ道」や高敞(コチャン)ユネスコ世界文化遺産と連携した旅行プログラムも期間中に5回行われる。農林畜産食品部と韓国農漁村公社の協業で「ウェルチョン農村旅行商品割引展」(最大50%)も開催される。
今回の「旅行に行こう」では、普段なかなか行くことができない場所や一般公開されない場所も公開し、その体験プログラムも用意した。
蟾津(ソムジン)江のシジミ漁の手型漁業体験、南海(ナムへ)知足(チジョク)海峡で竹方廉魚漁体験、牙山(アサン)外岩(ウェアム)民俗村の文化遺産夜行、醴泉(イェチョン)石松靈(ソクソンリョン)などを1カ月間、特別にオープンする。
アルテミュージアム(江陵、済州、麗水)や江陵ハスラアートワールドなどの有名文化・展示施設でも割引が提供される。
3月の「旅行に行こう」でも好評だったイベントが6月にも開かれる。14の小都市に向かう当日の汽車旅行だ。地域体験や伝統文化、歴史などを体験できるように12のコースを用意した。4万9千ウォンで交通、食事、観光地の入場まで全て解決できる。専用列車が出発するのは6月1日、7日、14日、15日の計4回。詳細は公式ホームページ(
korean.visitkorea.or.kr/travelmonth)で確認できる。
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