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江原道の味: 豆と自然の出会い、「江陵(カンヌン)チョダン(草堂)純豆腐(スンドゥブ)」

「ただのグルメ店ではありません」

江原道江陵草堂マウルで3代にわたって純豆腐のお店を運営しているキム·フンフェ「元祖チョダン純豆腐」代表の耳を疑うようなこの言葉は、チョダン純豆腐には秘法があるからこそ飛び出した言葉だ。

キム代表は「うまみを出す調味料や、科学添加物なしに、ただ純粋な豆の味を提供するだけ」と、ただの「グルメ店」ではない理由を説明した。彼の秘法は「健康な豆」と「手作りの味」。

江原道江陵に来ると必ず味見しなければならない「チョダン純豆腐」は芳ばしい豆の味をそのまま感じられる。

江原道江陵に来るとぜひ食べるべき「チョダン純豆腐」は芳ばしい豆の味をそのまま感じられる。



輸入の豆の代わりに江原道三陟(サムチョク)で栽培した新鮮な豆を使って、マグネシウム、カルシウムなど科学添加物で凝固させる一般の豆腐とは違って、東海の海水を苦汁に使って凝固させた純豆腐は3代にわたって受け継がれてきた彼の技により淡白な豆の味をそのまま生きている。

「凝固剤に使われる海水の量によって豆腐の味が全く違ってくる」というキム代表は「チョダン純豆腐は江原道の自然と作り手の技によって誕生する食べ物」と述べた。

チョダン純豆腐を提供するお店がこの町だけで20カ所余り。週末には全国から集まるお客さんで長蛇の列をなす。特に「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック」の氷上種目の競技が江陵で開催されることになり最近外国人のお客さんも増えた。江門ビーチの近くにある草堂マウルは冬季オリンピックの氷上種目が開かれる江陵のアイスアリーナから車で10分の距離、主要競技が開かれる平昌からも車で30分内に位置している。

江原道江陵市の草堂洞で「元祖チョダン純豆腐」を3代目に運営しているキム·フンフィ代表が江陵の東海の海水を利用して作るチョダン純豆腐について説明している。

江原道江陵市の草堂洞で「元祖チョダン純豆腐」を3代にわたり経営しているキム·フンフェ代表が江陵の東海の海水を利用して作るチョダン純豆腐について説明している。



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江原道江陵の珍味「チョダン純豆腐」はどんな調味料も科学添加物も入れずに、東海の海水を苦汁として使って凝固させ、水分の含量が多く歯応えが柔らかい。好みに合わせて醤油やキムチを添えて食べたらその味は逸品だ。



キム代表は「特に日本、中国で多くいらっしゃる」と、「純豆腐定食が一番人気がある」と言った。また「味にくせがないので外国人も負担なく食べられる」と、「外国人のお客さんのために座敷席をテーブル席にチェンジした」と付け加えた。


キム·ヨンア コリアネット記者
写真 ゾン·ハン コリアネット記者
Kimya124@korea.kr

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江陵の海水で凝固させたチョダン純豆腐の料理。一番人気がある純豆腐定食以外にもチョダン純豆とキムチ、純豆腐鍋がある。



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チョダン純豆腐と野菜を辛いスープで煮た純豆腐鍋は特に若者に人気がある。



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チョダン純豆腐の紀元は朝鮮時代の中期の文臣ホ・ヨプ(許曄, 1517~1580)が家の前にあった泉の水で豆を加工し海水で塩付をして豆腐を作ったことだが、それが美味しくて自分の号(韓国人のニックネームのような)である草堂(チョダン)を付けて「チョダン豆腐」になった。1930年から3代にわたり続く「元祖チョダン純豆腐(写真)」の店ではその日手作りした純豆腐が売り切れるまで提供している。


https://japanese.korea.net/Government/Current-Affairs/International-Events/view?affairId=606&subId=623&articleId=144900

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