経済

2015.08.25

SK건설 관계자들이 터키 이스탄불에서 22일 유라시아 해저터널 관통을 축하하고 있다.

22日、トルコ・イスタンブールでユーラシア海底トンネルの貫通を祝うSK建設の関係者ら



欧州とアジアをつなぐトルコ・ボスポラス海峡(Bosphorus Strait)の海底トンネルが韓国の建設会社の技術によって貫通した。

SK建設は、アフメト・ダウトオール(Ahmet Davutoglu)首相らトルコ政府及び工事関係者らが出席する中、22日にイスタンブールでユーラシア海底トンネル貫通式を行ったと発表した。この工事は、総延長14.6キロに及びユーラシア海底トンネル区間のうち、ボスポラス海峡をTBM(Tunnel Boring Machine、トンネル掘削装備)で掘り、5.4キロの区間を複層海底トンネルにつなぐ事業である。

韓国の建設会社としては初めて海底トンネル事業に参入したSK建設は、トルコ企業「ヤピ・メルケジ(Yapi Merkezi)」と共同で2008年にユーラシア海底トンネル工事の事業権を取得し、昨年4月に掘削を開始した。

유라시아 해저터널 굴착 현장

ユーラシア海底トンネルの掘削現場


유라시아 해저터널 공사를 위해 SK건설이 자체 제작한 TBM장비. SK건설은 5층 아파트 규모와 맞먹는 이 장비를 오스만 투르크 제국 전성기를 이룬 술탄의 이름을 딴 ‘일디림 바예지드(Yildirim Bayezid, 1360-1403)’로 명명했다.

ユーラシア海底トンネル工事のためにSK建設が自社制作したTBM装備。同社は、5階建てマンションの高さに相当するこの装備の名称を、オスマントルコ帝国の全盛期を築いたスルタン「イルディリム・バヤズィト(Yildirim Bayezid、1360~1403)」にちなんで「イルディリム・バヤズィト」と名づけた。


지름 13.2m, 깊이 90~100m 깊이의 2층 구조 해저터널 조감도

ユーラシア海底トンネルの鳥瞰図。直径13.2メートル、総延長90~100メートルの2層構造だ



海底トンネル工事は、海底で高い水圧に耐えながら岩盤を突き抜く高い技術を要する。SK建設は、自社制作した直径13.7メートル、全長120メートル、重量330トンの巨大なTBM装備を活用し、海底106メートルで大気圧の11倍もの水圧に耐えながら海底の岩盤を掘ってコンクリート構造物をトンネルの内壁に埋め込み、空間を確保した。このTBM工法により、一日平均25トンのトラック100台分の土砂をくみ上げながら6.6メートルずつ前進し、16カ月で海峡を貫通させた。

SK建設は、2017年3月までに往復4車線の2層構造のユーラシア海底トンネルを完成させる計画だ。トルコ政府は、ユーラシア海底トンネルが完成すれば、人口1,400万人のイスタンブール市内の交通渋滞が画期的に改善すると見込んでいる。また、一日平均約12万台の車両が通行でき、ボスポラス海峡の通過時間が現在の100分から15分に大幅に短縮すると予想している。

SK건설이 짓고 있는 보스포루스 해협의 유라시아 해저터널은 유럽 쪽에 맞닿은 카즐리체시에와 아시아쪽의 괴즈테페 지역으로 연결된다.

SK建設が建設中のユーラシア海底トンネルは、ボスポラス海峡のKazlicesme(欧州側)とGoztepe(アジア側)をつなぐ区間(緑色の点線)だ



コリアネット ユン・ソジョン記者
arete@korea.kr