[イ・ジヘ、イ・ギョンミ]

関税庁が２５日に発表した輸出入統計によると、韓国の３月の即席麺の輸出額は７１５８万ドル（約９２億円）を記録し、過去最高となった。 前年同期よりは２０．０％、先月よりは３５．８％増加した。

単月の輸出額が７０００万ドルを超えたのは今回が初めてで、これまでは去年１２月の６６６６万ドルが最高だった。

輸出量も２万１１９トンとなり、初めて２万トンを超えた。

３月の輸出額は輸入額（１１１万ドル＝約１億４２７３万ドル）の６４．３倍、輸出量は輸入量（１５２トン）の１３２．４倍に達する

国・地域別で見ると、中国が１９０８万ドルで最も多く、次いで米国（９７５万ドル）、日本（５７１万ドル）、タイ（２９０万ドル）、カナダ（２８９万ドル）、フィリピン（２５７万ドル）、マレーシア（２５３万ドル）、香港（２２６万ドル）、オランダ（２２０万ドル）の順だった。

即席麺の輸出の好調は、韓国の人気アイドルグループBTSをはじめとするK-POPや韓国の映画・ドラマなど、世界で人気を博している韓流が影響したものとみられる。特に、映画「パラサイト　半地下の家族」で登場した「チャパグリ」（２種類の韓国の即席麺を組み合わせたもの）が注目を集めた。

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