2023年8月15日、ポーランド空軍に納入された韓国製FA-50GF(左)軽攻撃機が、ポーランド国軍の日を記念して現地で初飛行する様子=韓国航空宇宙産業株式会社
[シャルル・オデゥアン]
韓国が過去5年間、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の防衛市場において、米国に次ぐ第2の武器供給国として急浮上している。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は9日(現地時間)、「2025年世界武器移転動向報告書」を発表した。
報告書によると、2021~2025年の欧州NATO加盟国(29カ国)向け武器輸出シェアにおいて、韓国は8.6%を記録。首位の米国(58%)に続き、イスラエル(7.7%)やフランス(7.4%)を抑えて2位に躍進した。同期間における、欧州のNATO加盟国の武器輸入規模は、2016~2020年に比べて143%増加した。
韓国は同期間、世界の主要武器輸出国においてシェア3%を記録し、世界第9位にランクインした。輸出首位は世界シェアの42%を占める米国で、フランス(9.8%)、ロシア(6.8%)、ドイツ(5.7%)、中国(5.6%)、イタリア(5.1%)、イスラエル(4.4%)、英国(3.4%)などが上位に名を連ねた。
韓国はK2戦車、K9自走砲、FA-50軽攻撃機などの大型契約を締結し、欧州で主要な武器供給国として存在感を高めている。2021~2025年のポーランドの武器輸入のうち、47%を韓国製が占めた。
一方、同期間における韓国の武器輸入規模は54%減少した。報告書は、主要兵器の設計・生産能力を強化したことで、輸入依存度が低下したことが背景にあると分析している。
また、2021~2025年の世界全体における主要武器の移転規模は、2016~2020年と比べて9.2%増加した。
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