経済

2026.04.06

ク・ユンチョル副総理兼財政経済部長官が、GCC6カ国の駐韓大使らと面談する様子=3日、UAE、財政経済部

ク・ユンチョル副総理兼財政経済部長官が、GCC6カ国の駐韓大使らと面談する様子=3日、UAE、財政経済部


[キム・ソナ]

財政経済部が5日に明らかにしたところによると、ク・ユンチョル副総理は3日、在韓アラブ首長国連邦(UAE)大使公邸で、GCC6カ国(UAE、サウジアラビア、カタール、クウェート、オマーン、バーレーン)の駐韓大使らと会談した。中東戦争の長期化に伴う国際原油価格の高騰や金融市場の変動、世界的なサプライチェーンの不安定化について意見を交わした。

双方は、中東情勢の悪化によりホルムズ海峡周辺の緊張が高まっているとの認識を共有した。こうした状況は、原油や液化天然ガス(LNG)の供給や物価に影響を及ぼし、世界経済の減速につながる可能性があるとの懸念を示した。ク・ユンチョル副総理は、韓国が原油の約70%を中東に依存し、その大半が同海峡を経由している事実に触れ、国内経済に及ぼす影響を強調した。

これを受け、双方は「揺るぎないパートナーシップ」を基盤に、原油やLNGの安定供給や重要物資の調達維持に向けて協力することで一致した。GCC側は、韓国を最優先のパートナーと位置付け、緊密に意思疎通を図る考えを示した。

ク・ユンチョル副総理は、韓国政府が石油製品価格の安定化や燃料税の引き下げ、政策金融の拡大、追加予算の執行などの対策を講じる計画であることを説明。双方は、AIや防衛産業など将来分野での協力も強化することで合意した。

sofiakim218@korea.kr