経済

2026.06.04

写真はソウル・汝矣島の風景=ソウル観光財団

写真はソウル・汝矣島の風景=ソウル観光財団


[テレシア・マーガレット]

経済協力開発機構(OECD)は今年の韓国の経済成長率見通しを2.6%に上方修正した。3月時点から0.9ポイントの上昇となり、G20諸国の中で最大の上方修正幅となった。

OECDが3日に発表した「経済見通し」によると、今年の世界経済成長率見通しは、3月時点の2.9%から2.8%へと0.1ポイント下方修正された。一方、韓国の見通しは従来の1.7%から2.6%へと引き上げられた。

OECDは、半導体を中心とした輸出の拡大が韓国の経済成長と民間投資をけん引し、消費も財政政策の支えのもとで緩やかな回復を続けると見込んだ。

また、OECDは輸出について、年初から価格・数量ともに明確な増加傾向を示していると評価した。民間投資も半導体分野を中心に増加しており、年末にかけてその動きは他分野にも広がると予測している。

OECDは今年の韓国の成長率見通しを、3月時点から0.9ポイント引き上げ2.6%とした。一方、来年については0.2ポイント下方修正し、1.9%とした。

今回の見直しにより、韓国は中東情勢の影響で3月時点には1.7%まで落ち込んでいた見通しを2.6%へと回復させ、G20の中で最大の上方修正幅を記録した。

一方、OECDは世界経済について、エネルギー価格の上昇やホルムズ海峡の封鎖に伴う貿易の停滞などが下押し圧力になっていると指摘し、世界経済成長率の見通しを2.8%に引き下げた。

主要国では、米国は今年の成長率を3月時点の見通しと同じ2.0%で据え置き、ユーロ圏も従来の0.8%を維持した。一方、日本は3月時点から0.3ポイント引き下げられ、0.6%と予測した。

margareth@korea.kr