貨物を満載した船舶が停泊する釜山新港=釜山、聯合ニュース
[カン・ガヒ]
国際格付け会社ムーディーズは、韓国の今年の経済成長率見通しを3.5%に大幅に引き上げた。半導体市場の好況や輸出の伸びが続き、韓国経済は当初の予想を上回る成長が見込まれるとしている。
ムーディーズは、韓国の信用格付けを定期審査した結果をまとめた報告書で、韓国の国内総生産(GDP)が今年3.5%、来年は2.7%成長すると予測した。
今年の成長率見通しは、2月時点の1.8%からほぼ倍増した。5月に2.5%へ引き上げたのに続き、わずか3カ月でさらに1.0ポイント上方修正した。
ムーディーズは、半導体需要が引き続き堅調で、韓国の高性能メモリー半導体メーカーの代わりとなる企業は限られていると指摘した。半導体市場の好況は少なくとも2027年半ばまで続くとみている。
今年1~7月の韓国の輸出も前年同期比51%増となった。ムーディーズは、半導体市場の非常に力強い成長が輸出を押し上げていると分析した。
また、韓国政府が半導体、人工知能(AI)データセンター、フィジカルAIの3分野を重点的に育成するため進めている大型プロジェクトにも言及した。
ムーディーズは、韓国政府が大型プロジェクトを通じて新たな成長の原動力を生み出すとともに、首都圏への一極集中から脱却し、地域の均衡ある発展を目指していると指摘した。こうした戦略について、「技術革新に対応するため、持続的かつ一貫した政策を進めていることを示している」と評価した。
kgh89@korea.kr