経済

2026.08.20

国防科学研究所の試験場で、K9MHの射撃試験が行われている様子=ハンファディフェンスUSA

国防科学研究所の試験場で、K9MHの射撃試験が行われている様子=ハンファディフェンスUSA


[ホン・アンジ]

ハンファ・エアロスペースのK9自走砲が、世界最大の防衛市場である米国に進出する。

米陸軍によると、ハンファ・エアロスペースの米国法人ハンファディフェンスUSAは18日(現地時間)、「機動型戦術砲(MTC)」の試作機開発契約を締結した。

MTC事業は、米陸軍の長距離火力の近代化に向けた中核プロジェクト。ハンファは、英国のBAEシステムズ、ドイツのラインメタル、フランス・ドイツのKNDSなど、世界有数の防衛企業との激しい入札競争を経て、単独の事業者に選ばれた。

今回の契約により、ハンファは今後約4年間にわたり、まず試作機6両を米陸軍に納入する。追加12両のオプション分を含め、最大18両を供給する。初期契約額は約1億30万ドルで、オプションが行使された場合、契約総額は2億6290万ドル(約3700億ウォン)に達する。

米国アラバマ州オペライカ市で建設が進むK9自走砲の現地生産施設や、アーカンソー州で建設が検討されている弾薬工場など、米国内に独自のサプライチェーンを構築する能力が、最終選定の決め手になったとみられる。

米陸軍は、MTCの導入が最終承認されれば、既存のM777けん引式榴弾砲を順次置き換える計画だ。これにより、今回の試作機の供給は、今後の大規模な正式契約や実戦配備につながる重要な足掛かりになるとみられる。

shong9412@korea.kr