韓国の反対側に位置するアルゼンチンで、韓国ドラマが初めて放映された。ヒョンビンとハ・ジウォンが主演して大ヒットした「シークレット・ガーデン」(2011)だ。

スペイン語に吹き替えられた「シークレット・ガーデン」が、10日(土)にケーブル放送「マガジンTV(Magazine TV)」で初オンエアされた。これから4カ月にわたり、毎週土曜日午後8時に放映される。




韓国ドラマがアルゼンチンの週末のゴールデンタイムに放映されるのは異例のことで、すでにブームが巻き起こっているKポップに続き、韓国ドラマもアルゼンチンで紹介されたのである。

マガジンTVは、中南米各国のドラマや映画、音楽、バラエティ、スポーツなどの番組を放映しており、同じスペイン語圏であるウルグアイとパラグアイでも視聴できる。

今回の韓国ドラマの放映は、昨年9月からアルゼンチンのファンとアルゼンチン駐在韓国文化院が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用して「シークレット・ガーデン」のテレビ放映を求めるキャンペーンを展開したことによって実現した。キャンペーンは、開始からわずか3カ月で約1万3千人が参加するほどの反響だった。



アルゼンチンの日刊紙「ラ・ナシオン(La Nacion)」は8日、「韓国ドラマ“シークレット・ガーデン”、特別なストーリー」と題する記事で、「アルゼンチンで初めて韓国ドラマが今週末からマガジンTVで放映される。斬新な構成としっかりしたストーリー展開の“シークレット・ガーデン”の放映を機に、今後アルゼンチンの視聴者は様々な韓国ドラマを視聴できる見通し」と報じた。

コリアネット　イム・ジェオン記者
写真提供：SBS jun2@korea.kr