文化

2018.05.14

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「韓国伝統料理と儀礼文化祭」に参加するロシア観光客ら=11日、ソウル、イ・ユンソ撮影



[ソウル=イ・ユンソ、ユン・ソジョン、キム・ウニョン]

「花と玉子があしらわれている韓国の伝統ご膳は、独特で美しい」
ロシアからきたジュリア・デボチカ(Julia Devochikina)氏が、北朝鮮の開城(ケソン)式の幣帛膳(ペベッサン)を見て、このように話した。

人が生まれてから亡くなるまで経験する冠婚葬祭の伝統的な儀礼食を再現した「韓国伝統料理と儀礼文化祭」が10日と11日、ソウルの韓屋(ハンオク)村で行われた。

韓国と北朝鮮(南北)の儀礼食をテーマにした同行事には、韓国人だけでなく多くの外国人が訪問した。特に、寿宴床(スヨンサン)が注目を集めた。4月27日に南北首脳会談が開かれた板門店から近い開城では、伝統婚礼や祝宴の際に寿宴床を調える。

家族と一緒に訪問したマレーシアのミミ・ヌール・アタヒラ(Mimi Nur Attahirah)氏は、寿宴床を見て「北朝鮮式の伝統ご膳を実際に見られて面白かった」とし、伝統酒を注ぐなどの体験も行った。

韓国伝統飲食研究所の尹淑子(ユン・スクチャ)所長は「北朝鮮の伝統的な儀礼食をお見せしたのは初めて」とし、「南北首脳会談を契機に南北の伝統的な儀礼食を紹介する行事を用意した」と説明した。

開城式の婚礼床と寿宴床には、開城ジュアク(油に揚げた餅)とモ薬果(モヤックァ、四角の模様をした韓国の伝統的な菓子)が上がる。尹所長は、「開城ジュアクは貴重な食べ物で、モ薬果は高麗時代にモンゴル人がその味に感嘆し『高麗病』と呼んだ食べ物」と紹介した。

また、「南北の伝統的な儀礼食は少し異なるが、無病長寿を願うことは同じ」と強調した。

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開城ジュアクとモ薬果が上がる北朝鮮の開城式の幣帛膳=11日、ソウル、イ・ユンソ撮影



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「韓国伝統料理と儀礼文化祭」の開幕式。左から、韓国伝統飲食研究所の尹淑子所長、駐韓米国大使館のマーク・ナッパ代理大使、駐韓アイルランド大使館のジュリアン・クレア大使=10日、ソウル、駐韓アイルランド大使館ツイッター



clo1120@korea.kr