[ソウル=キム・ファヤ、キム・ウニョン]
[映像=オ・ヒョンウ、ハム・ヒウン]
| ソウル市の江南区(カンナムク)淸潭洞(チョンダムドン)。洞窟のような穴を降り、長い通路を歩いて行くとそこには不思議な世界が広がっている。冷麺・エゴマの葉・スジョングァ・サムゲタンなどの韓国の伝統的な要素を取り入れたカクテルの世界。暑い日が続く中、コリアネット記者4人(愛称:天使・ニャー・生姜・アリ)がKカクテルの世界を旅した。 |
天使:韓国料理といえば、やはりキムチだよね 。キムチ・チップ(乾燥させたキムチ)をカクテル・グラスに付けるなんて思いもつかなかった。見た目だけではどんな味なのが想像できないね。
生姜:キムチ・チップは少し辛いけど、パリパリでおいしい!
ニャー:さっぱりしたカクテルだね。二日酔いに効きそう。「ザ・デイ・アフター」って名前がぴったりの味だわ。
アリ:平壌冷麺みたいに、すっぱくて少ししょっぱいかな。韓国でしか味わえない独特な味だね。新しい味に挑戦したい人にオススメ!
スジョングァをテーマにした「Stay Here」(左)。ケンニプ(エゴマの葉)をテーマにした「Green Thumb」=Alice Cheongdam
ニャー:葉の上にのっている緑色の小さな玉が目をひくね。
アリ:韓国の伝統的な飲み物である「スジョングァ」をモチーフにしたカクテルだよ。そして緑色の玉は、スジョングァと一緒に食べる「トック(餅)」をイメージしたもの。
生姜:モチモチして柔らかい!噛むと甘さが口の中に広がるわ。さて、カクテルのお味は?
天使:味は「スジョングァ」と同じだね。でも、コニャックとシナモンが絶妙にマッチして、より一層甘く感じるわ。
アリ:7月の記事でも紹介した「ケンニプ(エゴマの葉)」を使ったカクテルだね。
天使:「ケンニプ」に砂糖を塗ってチップにしたのが面白いね。緑色のカクテルをケンニプが引き立てて「手入れの行き届いた庭」のイメージがするわ。
ニャー:だから、カクテルの名前が「グリーンサム(植物を上手に育てる人)」なのね。カクテルと一緒に、グラスのふちの緑茶塩を親指につけて味わう。おいしかったら親指を立てて表現する(サムズアップ)。カクテルの名前のように親指が緑色になるのも面白いね。お味はどう?
生姜:(親指を立てて)さわやかな香りとさっぱりした味が最高!ケンニプ・チップと一緒にカクテルを味わうと口の中に自然の香りが広がるわ。
韓国のサムゲタン(左)をテーマにした「Stone Pot」。ドライアイスがサムゲタンの汁を表現する=アイクリックアート・ Alice Cheongdam
アリ:お待ちかねの「サムゲタン」をテーマにしたカクテル。でも、カクテルが鍋で出てくるなんてビックリ。飲んでもいいのか心配になるよね。
天使:このカクテルを飲んで、「サムゲタン」がどんな料理か気になって食べに行った外国人もいたんだって。このカクテルには鶏肉は入っていないけど、サムゲタンの要である高麗人参とナツメが入っているよ。
生姜:高麗人参の独特な香りがするわ。さて、お味のほうは?
ニャー:なめらかで、ナツメの甘さが感じられるわ。ただ甘いだけだとすぐ飽きちゃうかもしれないけど、高麗人参の苦みと塩のしょっぱさがそれをカバーして、いくらでも飲めちゃう!黒ビールみたいで、おいしいわ。もう一杯!
天使・生姜・アリ:もう、飲むな!
| これらのKカクテルを作ったのは、バーテンダーの金度亨(キム・ドヒョン)さんだ。彼はカクテルを通じて韓国文化を全世界の人々に発信している。次回のKカクテルは「韓国の牛」がテーマだという。失敗を恐れず挑戦する彼の活躍からKカクテルの発展が期待できる。 |
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