小説「King Sejong the Great(世宗大王)」の英語版(左)と韓国語版=出版社「FITBOOK」
[イ・ハナ、キム・ウニョン]
SFテレビドラマシリーズ「スタートレック」の脚本家であるジョー・メノスキー氏が9日、世宗(セジョン)大王の物語を描いたファンタジー小説「King Sejong the Great(世宗大王)」を英語と韓国語で出版した。世宗大王(1397~1450)は、韓国語の基本となる「訓民正音(ハングル の古称)」を創製した、朝鮮時代の第4代国王である。
小説は、世宗大王がキリスト教の関係者や通訳者らに出会いながら「ハングル」を世界に広めようとする、「ハングル創製」実話を基にしたフィクションである。隣国である中国や日本の外交関係やスリラー要素も含まれている。
世宗大王は、学者としての業績が広く知られているが、小説では、リーダーシップもありながら、ヒューマニストである。また、政策・方針を反対する官僚と友情を交わすなどの人物として描かれている。
メノスキー氏がハングルと出会ったのは、5年前のことだった。ハングルが優秀な文字だと考えるようになり、米韓を行き来しながら、ハングルと世宗大王について勉強した。また、その魅力を多くの人々に知らせようと思い、小説を執筆した。
メノスキー氏は、世宗大王が百姓のために文字を創製したと紹介し、「このような出来事が欧州にもあったならば、小説や映画などのテーマとして取り上げられたはずだ」と述べた。
また、世宗大王についてこうも評価している。もし、芸術家のレオナルド・ダビンチがイタリアを、科学者アイザック・ニュートンが英国を統治していたとしても、果たして世宗大王のような業績を残せたであろうかと強調した。
同小説は、映画・ドラマ化される予定。
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