[イ・ギョンミ]
[写真＝パンシネマ]

１９８０年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く映画「ミナリ」が注目を集めている。特に、主人公家族の面倒を見るため韓国から来たおばあさんスンジャ役を演じた女優ユン・ヨジョンは米国で１１もの演技賞を受賞した。

ユン・ヨジョンは１２日（現地時間）、サンディエゴ批評家協会賞、ナッシュヴィル（ミュージックシティ）批評家協会、米映画批評家協会から「助演女優賞」を受賞し、一日で３冠王を達成した。

他にも、ロサンゼルス批評家協会をはじめ、ボストン・ノースカロライナ・オクラホマ・コロンバス・グレーターウェスタンニューヨークの６地域の批評家協会がそれぞれ主管する映画賞のほかに、アメリカ女性映画記者協会、サンセット・フィルム・サークル・アワードでも助演女優賞を獲得した。

今回１１の助演女優賞を受賞したユン・ヨジョン。今年のアカデミー賞助演女優賞候補入りが有力視されている。

映画「ミナリ」は、サンダンス映画祭でプレミア上映され、審査員賞と観客賞を受賞した。また、イタリアのカプリ・ハリウッド国際映画祭で脚本賞も受賞し、俳優らの演技だけでなく、作品そのものとしても好評を博している。

韓国では今年上半期に公開される予定で、日本では３月１９日より全国公開されることが決定した。


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