第78回ゴールデングローブ賞の授賞式で外国語映画賞を受賞した映画「ミナリ」
[イ・ギョンミ]
[写真=パンシネマ]
映画「ミナリ」が1日、オンラインで行われた第78回ゴールデングローブ賞の授賞式で外国語映画賞を受賞した。
ゴールデングローブ賞では昨年、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」が韓国映画として初めて外国語映画賞を受賞した。
受賞を受けて韓国系米国人のリー・アイザック・チョン監督は、「『ミナリ』は家族の物語だ。自分たちの言葉で話そうと頑張る家族の物語」とし、「その家族の言葉は、ただ米国の言語や他の外国の言語より深い『心の言語』」と強調した。また、「お互いこの愛の言葉で通じ合える方法を学んでほしい」と感激のコメントを寄せた。
この作品は、監督の半自伝的作品。米俳優のブラッド・ピットが設立したプランBエンターテインメントが製作した米国映画だが、セリフの5割以上が英語でない場合は外国語映画として取り扱うという規定に従い、外国語映画賞にノミネートされた。
以下は、映画「ミナリ」の内容。
「ミナリ、ワンダフル」と叫ぶスンジャ(右)
韓国人のジェイコブは、農業で成功することを夢見て、家族を連れて米国のアーカンソー州に引っ越してきた。「成功する姿を見せてやりたい」という思いからだ。妻のモニカは荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを目にし不安に思うが、やがて気を取り戻していく。
長女アンと心臓病を持つ末っ子デビッドの世話をするため、モニカの母親であるスンジャが韓国から来る。スンジャが持ってきたカバンの中には、唐辛子の粉や煮干し、孫のデビッドのための漢方薬とともに、ミナリ(セリ)の種がたくさん入っていた。
映画「ミナリ」は、新しいスタートを夢見て、遠い米国で暮らしていく韓国人家族の物語である。
アーカンソーに到着し、喜ぶジェイコブ、戸惑うモニカ、はしゃぐアンとデビッド
韓国語で「ミナリ」は、芹(セリ)を意味する。韓国人家族が苦労しながら、不慣れの土地に根を下ろす様子は、まるで、どこでもたくましく根を張るセリを連想させる。
「ミナリ、ミナリ、ワンダフル~」
これはスンジャのセリフ。このセリフが、この映画を一言で表している。スンジャはまた、「ミナリは雑草みたいに強いんだ。みんなを幸せにしてくれる」と言う。
映画「ミナリ」は、米国の様々な映画祭で受賞し、4月開催予定のアカデミー賞の有力な候補作としても注目されている。韓国では3月3日公開予定。日本公開は3月19日。
毒舌で破天荒な祖母スンジャとアン、デビッド
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