文化

2022.04.13

国立現代美術館で行われている「MMCA李健熙コレクション特別展:韓国美術名作」

国立現代美術館で行われている「MMCA李健熙コレクション特別展:韓国美術名作」


[アフメトジャノヴァ・アイスル、イ・ギョンミ]
[写真=国立現代美術館]

国立現代美術館は12日、同美術館のソウル館で開かれている「MMCA李健熙(イ・ゴンヒ)コレクション特別展:韓国美術名作」の展示期間を延長すると発表した。

美術館側は「まだ観覧していない人のため、今月13日に展示終了を予定していた特別展の開催期間を、6月6日まで再延長する」と説明した。


展示期間の延長とともに、観覧方法も変更される。これまではネット上での事前予約が必要だったが、14日からは不要になる。1人当たり1枚に限り、美術館で入場券を買うことができる。一日あたり800~1100人としていた人数制限も事実上解除された。ただし、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを踏まえ、会場内で同時に観覧できる人数を100人までとする制限は維持する。入場料は無料。

去年7月21日から始まった特別展は、今年3月13日で終了する予定だった。ところが、来館者が絶えないことから、展示期間を4月13日まで、一度延長した。展示がスタートしてから、今月10日までに、合わせて約10万人が訪れた。

2020年10月に死去したサムスングループの李健熙会長の遺族は、「李健熙コレクション」と呼ばれる2万3181点の美術品を国立現代美術館と国立中央博物館に寄贈した。

現在、国立現代美術館が所蔵している李健熙コレクションは、国内作品1369点、海外作品119点。

ユン・ボンモ館長は「展示期間を1回延長したにもかかわらず、観覧できなかった国民のため、もう一度展示期間を延長することになった」とし、「国民の皆様に感謝の意を表し、より多くの人々に韓国美術の名作を享受してもらいたい」と話した。

国立現代美術館で行われている「MMCA李健熙コレクション特別展:韓国美術名作」

国立現代美術館で行われている「MMCA李健熙コレクション特別展:韓国美術名作」


aisylu@korea.kr