文化

2022.12.26

韓国の女性アーティストのうち、アルバム販売量が前年同期比最も多く増加したガールズグループIVE=STARSHIPエンターテインメント

韓国の女性アーティストのうち、アルバム販売量が前年同期比最も多く増加したガールズグループIVE=STARSHIPエンターテインメント


[イ・ギョンミ]

今年1年の間に韓国内で販売されたK-POPアルバムの販売枚数が8千万に達するとみられる。

K-POPに関するデータを分析する「サークル・チャート」の発表によると、2022年1月1日から12月10日までの販売ランキング上位400位内のアルバムの販売枚数を集計したところ、7419万5554枚であることが分かった。去年(5708万9160枚)より約3割増となった。同社は、今年の残りの期間に販売される枚数が加わると、8千万枚前後になるとみている。

アーティスト別アルバム販売枚数は、世界的な人気グループBTS(防弾少年団)が600万枚で1位だった。次いでStray Kids(ストレイキッズ)が2位、SEVENTEEN(セブンティーン)が3位だった。

ガールズグループBLACKPINK(約282万枚)は5位、女性アーティストの中では1位だった。女性アーティスト2位はIVE、3位はRed Velvetだった。

男女別での割合を見てみると、男性アーティスト66.2%、女性アーティスト32.6%だった。前年同期比、男性は17.3%減となった一方、女性は16.5%増となった。

同社のキム・ジヌ首席研究委員は、今年のアルバム販売枚数が増加した要因について「ガールズグループのグローバルファンダム成長が全体のアルバム販売量の増加をけん引したため」と分析した。100万枚以上を販売した男性アーティストは、去年12組から11組へと減少した一方、女性アーティストの場合、去年1組から今年は10組へと大幅に増加した。

キム委員は「グローバル・ファンダムの成長が続いているため、中長期的に見てアルバムの販売枚数は着実に増加するだろう」とし、「特にガールズグループが飛躍的な成長を続けていく」と予想した。

km137426@korea.kr