TOMORROW X TOGETHER=ビックヒットミュージック公式ツイッター
[ホン・アンジ]
今年上半期、米国の音楽市場で、韓国語の曲が再生された回数の割合が、2年前より1.8倍増加したことが分かった。
グローバル音楽市場をリサーチする会社、「ルミネート(Luminate)」は、12日に、中間報告書を発表した。この報告書によると、今年上半期に、米国の音楽配信プラットフォームで、再生回数上位1万曲の言語の割合は、英語(88.3%)、スペイン語(79.9%)、韓国語(0.9%)の順だった。
韓国語の曲の再生回数ランキングでは、2021年、2022年と同様の3位だ。しかし、シェアを見ると、一昨年(0.5%)、昨年(0.7%)、今年(0.9%)と上昇傾向にある。
今年上半期、米国の音楽市場で3位を占めたK-POPのシェア=ルミネートホームページ
ルミネートは、「K-POPが、売り上げとストリーミングで、前例のない成長率を記録した」と説明した。
BTSとBLACKPINKが盛り上げたK-POPのブーム。今年4月には、BTSのメンバーのジミンが「ライク・クレイジー」で、韓国のソロ歌手としては初めて、ビルボードの「HOT100」で1位を獲得した。さらに、第4世代のアイドルグループ、Stray KidsやTOMORROW X TOGETHERの人気が加わったことで、米国におけるK-POPの影響力が、より高まってきているのだと分析される。
K-POPファンは、音楽関連の消費額が、米国の平均的なリスナーより、約75%以上も高いことが分かった。その結果、K-POPのアイドルグループは、今年上半期に、米国のレコード市場をつかみ取った。
CDの売り上げでトップ10を見ると、6位(テイラー・スウィフト)を除いては、全ての順位をK-POPのアーティストが占めた。
Stray Kids=JYPエンターテインメント