文化

2023.12.15

文化体育観光部が今月13日に発表した「2023韓国観光の星」今年の観光地に選ばれた東宮と月池の夜景=慶尚北道・慶州市、慶州市

文化体育観光部が今月13日に発表した「2023韓国観光の星」今年の観光地に選ばれた東宮と月池の夜景=慶尚北道・慶州市、慶州市


[ユ・ヨンギョン]

文化体育観光部が13日に発表した「2023年韓国観光の星」に慶尚北道・慶州(キョンジュ)市にある大陵苑(テルンウォン)および東宮と月池、慶尚北道・浦項(ウポ)市スペースウォークなどが選定された。

今年で13回目を迎えた「韓国観光の星」は国民、地方自治体、専門家などが推薦した部門別候補地の中で今年一年間観光発展に寄与した観光資源、団体や人物などを選定し授賞する制度だ。

部門別では「今年の観光地」に、慶尚北道・慶州市にある大陵苑および東宮と月池が選定された。1日平均4万人余りの旅行客が訪れる大陵苑は、30基の陵がそびえている大型の古墳群で、新羅(シンラ)千年の歴史を代表する場所だ。大陵苑から徒歩10分の距離にある東宮と月池は新羅王宮の別宮があった場所として慶州市を代表する夜景スポットとして注目を浴びている。

「2023韓国観光の星」新規観光地に選定されたのスペースウォーク=慶尚北道・浦項市、浦項市

「2023韓国観光の星」新規観光地に選定されたのスペースウォーク=慶尚北道・浦項市、浦項市


2021年11月に竣工した慶尚北道・浦項市にあるスペースウォークは「新規観光地」に選ばれた。ジェットコースターに似た体験型鉄製トラックのスペースウォークは、迎日(ヨンイル)湾海岸の絶景からポスコの夜景まで360度のパノラマ絶景が楽しめる。鉄鋼で有名な都市である浦項(ポハン)市の地域性を生かし、鉄と海の光が共存する新しい魅力を披露した点が評価された。

「観光発展寄与者」には「2023~2024韓国訪問の年」の広報大使として活動している俳優のイ・ジョンジェ氏が選ばれた。イ・ジョンジェ氏は今年6月に公開された「K観光チャレンジコリア映像」に出演し、再生回数が累積で5億3000万回を記録し、韓国の観光を世界各地に発信するのに大きく貢献した。

この他に「バリアフリー観光地」には江原(カンウォン)道・平昌(ピョンチャン)郡にある發旺(バルワン)山・千年の林道が、「持続可能な観光プログラム」には任実(イムシル)チーズのテーマパークがそれぞれ名前を連ねた。「今年の観光機関・事業体」は康津(カンジン)文化観光財団、「観光ブランド・マーケティング」は「プレイ、ワーク、リブ、釜山」(Play、Work、Live、Busan)、「放送メディア」部門にはドキュメンタリープログラムの「町内一周(トンネハンバキ)」がそれぞれ選ばれた。

張美蘭(チャン・ミラン)文化体育観光部第2次官は「地域住民と多くの関係者の献身で育てた地域観光地とプログラムを通じて、地方観光の時代を開き、世界中からより多くの人々が韓国を訪れるように努力する」と述べた。

「2023韓国観光の星」バリアフリー観光地に選定された發旺山・千年の林道の冬の風景=江原道・平昌郡、平昌郡

「2023韓国観光の星」バリアフリー観光地に選定された發旺山・千年の林道の冬の風景=江原道・平昌郡、平昌郡


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