忠清南道・公州市、全羅南道・麗水市、慶尚北道・星州郡など3カ所が「2024夜間観光特化都市」に選ばれた。写真は、全羅南道・麗水市の夜景。
[コ・ウンハ]
[写真=文化体育観光部]
美しい夜景と独特の文化が感じられる3カ所の地域が選定された。
文化体育観光部と韓国観光公社は、忠清南道・公州(コンジュ)市、全羅南道・麗水(ヨス)市、慶尚北道・星州(ソンジュ)郡の3カ所を「2024夜間観光特化都市」に最終選定したと31日、明らかにした。.
これで、夜間観光特化都市に選定されたのは合計10カ所。2002年には、仁川(インチョン)、慶尚南道・統営(トンヨン)が選定された。2023年には、大田(テジョン)、釜山(プサン)、江原道・江陵(カンルン)、全羅北道・全州(チョンジュ)、慶尚南道・晋州(チンジュ)が選定された。
夜間観光特化都市は、夜間に楽しめる観光名所やコンテンツを通じて観光消費を生み出すことができる。また、飲食、宿泊、交通、案内、ショッピングなど夜間観光の条件も備えていなければならない。
2024年「夜間観光特化都市」に忠清南道・公州市が選定された。写真は、昨年9月8日から10月18日まで公州・済民川で開かれた「2023公州文化財夜行」でバスキングを楽しむ観光客の様子。
公州市は、済民(チェミン)川の一帯で、人文学・芸術講座である「済民川夜学堂」や70年代から80年代のレトロな喫茶店、ラジオカフェなどの雰囲気を味わえるようにする。
また、世界文化遺産である公山城一帯の「夜間キャンプ」や錦江鉄橋の上で開かれる「錦江星明かり晩餐」など、夜に特化した夜間観光コンテンツも用意する予定だ。
麗水市は長島(チャンド)、 菊洞(ククドン)港、南山公園など麗水の夜を代表する新しい夜景スポットを開発し、麗水が持つ夜の魅力を発信する。
李舜臣(イ・スンシン)将軍のような歴史的人物の活躍を見せる「麗水の夜、雷の音」の公演や新北港オーシャン・オルガンなど麗水の「夜の音ツアー」も行う予定だ。
2024年「夜間観光特化都市」に選定された慶尚北道・星州郡にあるハンゲ村の様子。
星州郡では、マクワウリ畑の夕焼けと城外森の夜景を見ながら楽しく走る「城外森ナイトレース」を楽しめる。バーベキューと夜間マクワウリ狩り体験を楽しむ「マクワウリ農場ナイトファームパーティー」のプログラムも提供する。また、夕方のハンゲ村を歩くプログラムや草屋宿泊など田舎の趣をたっぷり感じられる夜間観光プログラムなどもある。
また、「伽倻古墳の夜の探査隊」、「星が輝くキャンプ」など闇を活用した夜間観光コンテンツも用意する予定だ。
文化体育観光部のパク·ジョンテク観光政策局長は「夜間観光特化都市が、韓国の夜間観光における拠点としての役割を果たせるよう支援する。特化事業モデルを作り、多種多様な夜間観光コンテンツを作っていく」と述べた。
shinn11@korea.kr