文化

2024.04.08

2014年から2023年までの10年間、韓国のカラオケで最も多く歌われた歌はユン・ジョンシンの「Like it(原題:좋니)」だった。写真は、歌手のユン・ジョンシン=2017年6月、聯合ニュース

2014年から2023年までの10年間、韓国のカラオケで最も多く歌われた曲はユン・ジョンシンの「Like it(原題:좋니)」だった。写真は、歌手のユン・ジョンシン=2017年6月、聯合ニュース


[イ・ダソム]

この10年間、韓国のカラオケで最も愛された曲はユン・ジョンシンの「Like it(原題:좋니)」だった。

サークルチャートのキム・ジヌ首席研究委員が「2014~2023、カラオケで一番好きな曲は?」というタイトルのコラムで、韓国のカラオケチャート上位400曲を分析した結果を7日公開した。

カラオケチャートトップ10を見ると、1位の「Like it(原題:좋니)」に続き、MC THE MAXの「どこにも(原題:어디에도)」、イム・チャンジョンの「焼酎一杯(原題:소주 한 잔)」、iziの「応急室(原題:응급실)、Aileeの「初雪のようにあなたのもとに行く(原題:첫눈처럼 너에게 가겠다)」の順だった。

チャートでは、ソ・チャンフィの「tears」が唯一のダンス曲だった。

この10年間、カラオケで最も愛された100曲を分析した結果、バラードが70曲で圧倒的に多かった。続いて、ロック・メタルが10曲、R&B・Soulが7曲の順だった。

カラオケチャート上位400曲の年度別利用量は、2019年がピークだった。その後、コロナ禍の影響で急減したことがわかった。エンデミックの時期だった2022年には、しばらくの間、反騰を見せたが、再び減少傾向に入った。

キム首席研究委員は「カラオケで人気のバラードの新曲が減ったのは、コロナ禍の影響もあるが、今の音楽市場がダンス曲中心のKーPOPにフォーカスが当てられている点とも関連性が高い」と明らかにした。

dlektha0319@korea.kr