文化

2024.07.02

今年上半期に国際文学賞を受賞、あるいはノミネートされた韓国の作品=韓国文学翻訳院

今年上半期に国際文学賞を受賞、あるいはノミネートされた韓国の作品=韓国文学翻訳院


[シャルル・オデゥアン]

海外で韓国文学の人気が沸騰している。

1日、韓国文学翻訳院によると、2024年上半期に韓国の文学作品3件が国際文学賞を受賞し、5件がノミネートされた。

キム・ヘスンの詩集である「翼の幻想痛(英文名 Phantom Pain Wings)」(チェ・ドンミ訳)が全米図書批評家協会賞を、ハン・ガンの小説である「別れを告げない 」(チェ・ギョンラン、ピエール・ビジユ訳)がフランスのエミール・ギメ アジア文学賞を、ファン・ボルムの小説である「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」(牧野美加訳)が日本の本屋大賞を受賞した。

受賞を逃したが、ファン・ソギョンの小説「鉄道員三代」も英国のブッカー賞インターナショナル部門の最終候補に選ばれた。

キム・スムの小説である「さすらう地」は、エミール・ギメ アジア文学賞の1次候補に選ばれた。また、マ・ヨンシンの漫画である「ママたち(英文名 Moms)」はエミール・ギメ アジア文学賞の最終候補とフランスアングレーム国際漫画祭の公式競争部門の候補に選ばれた。

イム・ソンスンの小説である「暗殺コンサル」は、英国の推理文学賞であるゴールド・ダガー賞の最終候補に上がった。受賞発表は4日(現地時間)の予定だ。

韓国文学翻訳院は、海外出版社の翻訳出版を支援する事業を通じて、10年間に1138作品の海外進出の支援を行った。支援の申し込みは、2014年には13件だったが、2023年には281件に増え、今年の上半期までに集計されたのは160件だ。

韓国文学翻訳院は、韓国の文学が海外で人気を得るためには翻訳が重要だと強調した。また、「今後も翻訳アカデミーを通じて実力のある翻訳家を養成し、出版の支援をすることで、素晴らしい文学作品が海外に進出できるように支援する」と話した。

一方、俳優であり小説家のチャ・インピョの長編小説である「いつか私たちが同じ星を眺めるならば(原題 언젠가 우리가 같은 별을 바라본다면)」が、英国のオックスフォード大学で「読まなければならない本」として指定された。故国を離れて70年ぶりに、フィリピンのある小さな島で発見されたスニさんのストーリーで、韓国が日本の植民地だった時代の日本軍慰安婦の問題を取り上げた。韓国学科のテキストとしても使われ、オックスフォード大学のすべての図書館に配置される。

caudouin@korea.kr