文化

2025.05.21

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メイビー、ハッピーエンディング

K-ミュージカル「メイビー、ハッピーエンディング」ブロードウェイ公演のワンシーン=「メイビー、ハッピーエンディング」公式サイト


[チョン・ミソン]

米ブロードウェイで公演中の韓国の創作ミュージカル「メイビー、ハッピーエンディング」が、米国外部批評家協会賞で4部門を席巻した。

「メイビー、ハッピーエンディング」は16日(現地時間)、米ニューヨークで開催された第91回ドラマリーグアワード(Drama League Awards)の授賞式で、最優秀ミュージカル作品賞と最優秀ミュージカル演出賞を受賞した。

1935年に始まった「ドラマリーグアワード」は、米国で最も古い公演芸術授賞式だ。ブロードウェイを含むニューヨーク演劇・ミュージカル界を代表する権威あるイベントだ。

12日(現地時間)に開催された「2025外部批評家協会賞(Outer Critics Circle Awards)」の受賞作発表で、最優秀ブロードウェイミュージカル賞、最優秀ミュージカル脚本賞、最優秀音楽賞、最優秀ミュージカル演出賞を総なめし、4冠王に輝いた。授賞式は22日に行われる予定だ。

「メイビー、ハッピーエンディング」は、未来のソウルを背景にヘルパーロボット「オリバー」と「クレア」が「徐々に交流を深め、愛を育んでいくストーリーだ。パク・チョンヒュ作家とウィル・アロンソン作曲家による作品で、2016年に韓国で初演が行われ、昨年11月にブロードウェイに進出した。

作品は6月8日(現地時間)に開かれる米国公演界最高権威を誇る第78回「トニー・アワーズ」にミュージカル作品賞をはじめとする演出賞、脚本賞、音楽賞など10部門にもノミネートされた。

msjeon22@korea.kr