文化

2026.01.27



[シャルル・オデゥアン]
[映像=駐フランス韓国文化院]

ソウル、アビニヨン、光州(クァンジュ)、ナント、釜山(プサン)、パリに至るまで、韓国とフランスの国交樹立140周年を記念する多彩な文化交流イベントが、今年1年を通じて両国各地で開催される。

両国の大使館は、公演や展示をはじめ、フェスティバル、学術交流など、100を超えるプログラムから成る公式日程を発表した。

韓国とフランスの「文化の年」に向けたイベントは、すでに始まっている。駐フランス韓国文化院では昨年10月から現代美術企画展を開催しており、ソウル芸術の殿堂でも昨年9月から4カ月間にわたり、ポール・セザンヌやピエール=オーギュスト・ルノワールの作品を紹介する大規模展が行われ、祭典の幕開けを告げた。

フランスで開催される韓国関連イベント

フランスでは、今年1年を通じて韓国に関する展示やフェスティバルが開催される。国立ギメ東洋博物館では、新羅時代を扱った大型特別展に加え、K-ビューティーやチェッコリ(韓国伝統絵画様式)をテーマにした展示が相次いで行われる。アジア美術館でも、韓国の現代美術家シン・ソンヒの個展や、朝鮮時代の両班(ヤンバン)文化の本質を紹介する企画展が準備されている。

5月23日の「博物館の夜」には、パリ市立現代美術館、ヴィクトル・ユーゴーの家、コニャック=ジェイ美術館など主要文化施設が参加し、韓仏国交樹立140周年を記念する公演やコンサート、特別展示を実施する。

韓国文化をテーマにしたフェスティバルも、トゥール、ナント、トゥールーズ、ラ・ロシェルなど、フランス各地で開催される。また、韓国の文化や製品を紹介する「コリア・エキスポ」も、この夏、パリで再び開催される予定だ。

第21回フランス韓国映画祭では、80本を超える長編・短編映画が上映される。俳優や監督、プロデューサーが登場するマスタークラスやワークショップ、トークイベントも行われる。夏には、大邱(テグ)コンサートハウス室内楽団がメスで演奏会を開き、楽団クァンチル(ADG7)はパリ・シャトレ座で、伝統音楽を基盤とした斬新な舞台を披露する予定だ。

フランス最大規模のモントルイユ児童書フェアでは、韓国の児童・青少年文学が特集される。

オランジュリ美術館とオルセー美術館の所蔵品を基に構成された特別展「オランジュリ・オルセー美術館展:セザンヌ、ルノワール」が、1月25日までソウル芸術の殿堂で開催される=芸術の殿堂

オランジュリ美術館とオルセー美術館の所蔵品を基に構成された特別展「オランジュリ・オルセー美術館展:セザンヌ、ルノワール」が、1月25日までソウル芸術の殿堂で開催される=芸術の殿堂


韓国で開催されるフランス関連イベント

韓国では6月、ソウルの徳寿宮(トクスグン)で韓仏国交樹立140周年の公式記念式が開催される。フランスならではの豊かな芸術を体感できる文化プログラムが市民を魅了し、両国交流の意義を一層深めることが期待される。

釜山では3月、「リトルプリンス・アートミュージアム」が開館する。4月にはソウル工芸博物館で、1889年と1900年のパリ万国博覧会に出品された大韓帝国の工芸作品を紹介する展示が行われる。6月には国立古宮博物館で、両国の初期外交交流や外交贈答文化をテーマにした展示が行われる。12月には徳寿宮で、1950~60年代にフランスで活動した韓国の作家たちの作品を紹介する展示が開催される。

4月の釜山ループプラス、7月の平昌(ピョンチャン)大関嶺(テグァンリョン)音楽祭、9月の光州ビエンナーレと春川(チュンチョン)人形劇祭、10月のチャラソム・ジャズフェスティバルで、「フランス・フォーカス」プログラムが展開される。

映画分野でも交流は盛んだ。フランス映画は、釜山国際映画祭や釜山国際短編映画祭、富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭、富川国際アニメーション映画祭で紹介される。4月には、ソウル・釜山・光州でフランスの新作10本を上映する「フランス映画フェスティバル」が開かれ、スクリーンを通じてフランスの魅力を伝える。11月には、第17回済州(チェジュ)フランス映画祭が開かれる。

最も注目されるのは、「ポンピドゥー・センター・ハンファ・ソウル」の開館だ。改装中のパリ・ポンピドゥー・センター所蔵の現代美術・近現代美術の一部が、ソウルで公開される。

韓国・フランス国交樹立140周年記念イベントの全日程は、駐韓フランス大使館文化部のホームページで確認できる。

フランスの新進作家が手がけた、韓国・フランス国交樹立140周年の公式ポスター=駐韓フランス大使館文化課

フランスの新進作家が手がけた、韓国・フランス国交樹立140周年の公式ポスター=駐韓フランス大使館文化課


caudouin@korea.kr