エジプト・ルクソールのラメセウム神殿の復元事業で見つかったラムセス2世のカルトゥーシュ=国家遺産庁
[ユ・ヨンギョン]
韓国の調査団が、エジプトの古代神殿でラムセス2世の名が刻まれた象形文字を発見した。
国家遺産庁と韓国伝統文化大学は9日、エジプト・ルクソールのラメセウム神殿の復元事業の過程で、ラムセス2世の「カルトゥーシュ」を確認したと発表した。
カルトゥーシュとは、古代エジプトのファラオの名を楕円形の枠で囲んだ象形文字である。文字の形状や刻まれた王名から時代を特定できるため、考古学的に極めて高い価値を持つ。
国家遺産庁は2023年からエジプト考古最高評議会と協力し、政府開発援助(ODA)事業「ルクソールにおける持続可能な文化遺産と観光資源開発能力強化(2023~2027年)」を進めている。今回の発見は、昨年6月から今年2月にかけて同神殿の塔門(パイロン)北側で行われた発掘調査の過程で確認された。
今回確認されたカルトゥーシュは、神殿正門に当たる塔門の基礎石から初めて発見された点に大きな意義がある。
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