文化

2026.05.07

ハルバート博士記念事業会は6日、米国のワシントンD.C.にある議会図書館から高宗の親書の原本とホーマー・ハルバート博士による英訳文が確認されたと明らかにした。写真は、高宗の親書=ハルバート博士記念事業会

ハルバート博士記念事業会は6日、米国のワシントンD.C.にある議会図書館から高宗の親書の原本とホーマー・ハルバート博士による英訳文が確認されたと明らかにした。写真は、高宗の親書=ハルバート博士記念事業会


[キム・ソナ]

大韓帝国の初代皇帝である高宗(コジョン)が米国のセオドア・ルーズベルト元大統領に送った親書が121年ぶりに公開された。この親書は、「乙巳勒約」締結の1カ月前に日本による主権侵害を阻止するため作成されたもので、大統領に支援を要請する内容となっている。

ハルバート博士記念事業会は6日、最近、米国のワシントンD.C.にある議会図書館から高宗の親書の原本とホーマー・ハルバート博士による英訳文が確認されたと明らかにした。

乙巳勒約とは、1905年11月に旧日本帝国が大韓帝国の外交主権を奪うために強制的に締結した不平等条約である。これにより大韓帝国は主権を失い、植植民地支配下に置かれることとなった。

1905年10月16日に作成された2枚の親書で高宗は、「日本はわが国を保護国とするだけでなく、併合しようとしている」と強く非難。また、「これは、大韓帝国の自治権を保障した下関条約に反する」として米国に支援を要請した。

親書は、皇室の象徴であるスモモの花文様で縁取りされた横42センチメートル、縦30センチメートルの黄色い紙に筆で書かれた。特に、「皇帝御璽(ぎょじ)」が鮮明に残っており、史料としての価値が高いと評価されている。一方、計6枚の英訳文は、ハルバート博士が自ら翻訳したものとみられる。

ハルバート博士は、日本の妨害により、親書を米側に届けられたのは、条約締結後の1905年11月25日のことだった。

sofiakim218@korea.kr