2026年ユネスコ世宗大王識字賞の授賞式=8日、メキシコ
[コ・ヒョンチョン]
文化体育観光部は9日、メキシコのサン・フアン・チャムラで8日(現地時間)に開かれた「2026年ユネスコ世宗大王識字賞」の授賞式で、コロンビア、オランダ、ナイジェリアの3団体・機関が受賞したと発表した。
ユネスコは9月8日を「国際識字デー」と定め、毎年、識字率の向上に貢献した個人や団体を表彰している。この賞は1989年、世宗大王によるハングル創製の精神をたたえ、世界の識字推進に貢献するために創設された。文化体育観光部は現在も同賞を支援している。
コロンビアの「ビブロレッド(BibloRed)」は、ボゴタの公共図書館ネットワークが運営する「エスクエラス・レオ(Escuelas LEO)」を通じ、支援が必要な人々を対象に多言語の識字教育を行うとともに、母語の保存・活性化に取り組んだ。
オランダの「ルツ財団(Rutu Foundation for Intercultural Multilingual Education)」は、「ランゲージ・フレンドリー・スクール(Language Friendly School)」を通じ、児童・生徒の多様な母語を学習資源として生かす教育を推進し、多言語・包摂的な教育モデルを示した。
ナイジェリアの「ワエル・ウォーターズ慈善財団(Waer Waters Charity Foundation)」は、「基礎識字力加速化プロジェクト(Project PAL)」を通じ、地域社会で教育機会に恵まれない子どもたちに、太陽光発電を利用した学習スペース「識字ハブ(Literacy Hubs)」を提供し、教育格差の縮小に取り組んだ。
文化体育観光部は今後も、世界の人々が文字を通じて社会とつながれるよう、ユネスコとの協力を強化していく方針だ。