映画『悲しき熱帯』のスチルカット=エトランジェ映画祭の公式フェイスブック
[シャルル・オドゥアン]
海外配給会社のファインカットは16日、韓国のスリラー映画『悲しき熱帯』が「第32回エトランジェ映画祭」の国際コンペティション部門における最高賞「グランプリ・ヌーヴォー・ジャンル(Grand Prix Nouveau Genre)」を受賞したと発表した。
パク・フンジョン監督の『悲しき熱帯』は、熱帯雨林の絶対的な存在「師父」に育てられた殺し屋組織の子どもたちが、ある事件をきっかけに互いを疑い、復讐を誓うことから始まる物語を描いた作品だ。
プログラマーのマルク・トルネン氏は本作について、「オペラのように激しく高揚していくアクション・スリラーで、まるで明日など存在しないかのように、怒りに満ちたクライマックスへとひたすら突き進んでいく」と評価。さらに、「一瞬たりとも目を離すことができず、決してスピードを緩めることのない、疾走感あふれるアクションである」と絶賛した。
『悲しき熱帯』は、昨年開催された「第58回シッチェス国際ファンタスティック映画祭」にも招待された。また、今年4月に開催された「第44回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」では、国際コンペティション部門で「シルバー・レイブン賞」を受賞した。
パク監督は、映画『新しき世界』(2013年)、『魔女』(2018年)、『楽園の夜』(2021年)などの作品を手がけた。
「エトランジェ映画祭」は、1993年から毎年9月にフランス・パリで開催されている。ホラー、ファンタジー、SF、スリラーといったジャンルの作品を扱う映画祭で、これまでに『破墓/パミョ』、『コンクリート・ユートピア』、『工作 黒金星と呼ばれた男』などが招待されている。今年の映画祭は、1日から12日まで開かれ、ナ・ホンジン監督の『ホープ』をはじめ、68作品が上映された。
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