文化

2026.09.23


[テレシア・マーガレット]
[映像=CJ ENM・ネットフリックスKコンテンツ公式ユーチューブチャンネル]

今年の秋夕(チュソク、旧盆)は、24日から27日までの4連休となる。ソンピョンを味わって秋夕の雰囲気を楽しんだ後は、ポップコーンを片手にKコンテンツの世界へ浸ってみてはいかがだろうか。連休前日に相次いで公開される韓国映画2作品から、自宅でゆっくり楽しめるバラエティ番組やドラマまで、連休を彩る新作4作品を紹介する。

まず、2006年にスタートした映画『タチャ』シリーズの最終作が、20年ぶりに公開される。23日公開の『タチャ:ベルゼブブの歌』は、ホ・ヨンマン原作の漫画シリーズの最終章を映画化したクライム・エンターテインメント作品だ。過去の3作とは独立した世界観で描かれており、前作を見ていなくても十分に楽しめる。

オンラインカジノ事業で成功を収めていたチャン・テヨン(ピョン・ヨハン)は、親友でありビジネスパートナーでもあったパク・テヨン(ノ・ジェウォン)の裏切りによって、すべてを失ってしまう。やがて2人は世界を股にかけたギャンブルの舞台で再び激突し、復讐を賭けた壮絶な勝負を繰り広げる。

本作では、シリーズで初めて韓国を飛び出し、日本とベトナムへと舞台を広げた。世界を舞台にしたギャンブルを仕掛けるカネコ役を日本の俳優・三吉彩花が演じる。ベトナムの国民的俳優ホン・ダオは、勝負を楽しむ大物実業家、タオ会長役で登場する。

映画『暗殺者(たち)』のスチルカット=ハイブメディアコープ

映画『暗殺者(たち)』のスチルカット=ハイブメディアコープ


同じ日に公開される『暗殺者(たち)』は、韓国の現代史を揺るがした1974年8月15日の大統領夫人狙撃事件を、初めて映画化したミステリー・サスペンス作品だ。公式記録の裏に隠された疑惑と容易には説明できない不可解な状況をたどりながら、事件の裏に潜む真実へと迫っていく。

ユ・ヘジンは事件現場の警護を担当した刑事チョルグを、パク・ヘイルは言論弾圧の中でも真実を伝えようとする新聞社の社会部長ジェファンを、イ・ミンホは事件現場を目撃した新人記者ヨンイルを演じる。公式発表に疑問を抱いた3人は、それぞれの立場から事件の真相を追っていく。

本作は、「第51回トロント国際映画祭」のガラ・プレゼンテーション部門に正式招待された。一般観客向けに4回行われた上映では、計4256席がすべて完売し、公開前から高い注目を集めた。


劇場外でも、連休を盛り上げるバラエティやドラマが目白押しだ。

まず、22日に配信される『キアンの破天荒ゲストハウス シーズン2』は、キアン84が自ら企画した民泊を運営するバラエティ番組だ。シーズン1の鬱陵島(ウルルンド)の海上コテージから一転、今回は真冬の大関嶺(テグァルリョン)の山麓に2号店をオープンする。

バレーボール元代表のキム・ヨンギョン、歌手であり俳優のイ・ジュノ、LE SSERAFIMのカズハが新人スタッフとして加入。キアン84の型破りな発想で作り上げられた空間を舞台に、スタッフとゲストが共に過ごす中で生まれる、冬のロマンと笑いを描く。

ネットフリックスシリーズ『スキャンダル』のスチルカット=ネットフリックス

ネットフリックスシリーズ『スキャンダル』のスチルカット=ネットフリックス


最後に紹介する作品は、18日に配信されたネットフリックスシリーズ『スキャンダル』。分制度と儒教倫理に縛られた朝鮮時代を舞台に、類まれな才能を持つチョ氏夫人(ソン・イェジン)と、朝鮮随一の色男として知られるチョウォン(チ・チャンウク)が、貞操を守って生きてきたヒヨン(ナナ)をめぐり、危険な誘惑の賭けを始める。

フランスの古典小説『危険な関係』を朝鮮時代に置き換えた作品で、3人の欲望と愛憎が複雑に絡み合い、揺れ動いていく様子を描いている。手紙やナレーション、パンソリ、民画などを取り入れた演出も見どころの一つだ。

margareth@korea.kr