釜山で開催された花火大会＝釜山広域市
[チョン・ジュリ]
文化体育観光部は韓国観光公社と共に「夜間観光特化都市」５カ所を新しく選んだと発表した。
今回選ばれた５都市は、釜山（プサン）広域市、大田（テジョン）広域市、江陵（カンヌン）市、全州（チョンジュ）市、晋州（チンジュ）市。
このうち、釜山と大田は「国際名所型」、他の３都市は「成長支援型」。国際名所型は、国際的水準の観光インフラを基盤に、世界的な夜間観光都市へと成長する潜在力を持っている地域を意味する。成長支援型は、独特のコンテンツで国内の観光客を誘致し、地域の成長をけん引する地域を意味する。
今回の５都市選定を受け、昨年に選ばれた仁川（インチョン）広域市、統営（トンヨン）市を含め、計７都市が「夜間観光特化都市」となった。
晋州で開かれた「晋州南江流灯祭り」＝晋州市
夜間観光特化都市の主なコンセプトは「N.I.G.H.T」。「N」は、昼夜で違う新しい（New）様子を、「Ｉ」は、その地域ならではの独創的な魅力（Ingenious）を意味する。「Ｇ」は、韓国を超えて海外からも愛される（Global）という意味を、「H」は地域の役に立つ（Helpful）という意味を持つ。最後に「T」は、地域の住民と観光客が一緒に（Together）楽しむ観光を目指すという意味を持つ。
同部の政策担当者は「夜間観光は、昼にだけ限られていた従来の旅行から脱して、夜にも旅行できる、新たな観光トレンド」とし、「韓国の歴史、生活、芸術、コンテンツなど、韓国の文化が溶け込んでいる『夜間観光特化都市』がそれぞれの魅力を発信することで、世界の人々に韓国の夜空を楽しんでもらいたい」と話した。
統営市の夜景＝文化体育観光部
仁川広域市・松島国際都市の夜景＝文化体育観光部
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