食・旅行

2023.11.30

(左上から時計回りに)ハングルの印鑑、トッケビの顔をしているマグネット、韓屋の形をしているキャンドルウォーマー、ムクゲの匂い袋=24日、ソウル

(左上から時計回りに)ハングルの印鑑、トッケビの顔のマグネット、韓屋の形をしているキャンドルウォーマー、ムクゲの匂い袋=24日、ソウル


[ソウル=イ・ギョンミ]
[写真=イ・ギョンミ]

韓国の国花「ムクゲ」の匂い袋、景福宮の丹青を活用したハングルの印鑑、お湯を入れて5分で完成するインスタント・キムチ、韓国でしか生息しないウチワノキを原料としたセラム、韓国の伝統家屋の形をしたキャンドルウォーマーなど。

韓国旅行の思い出を振り返ることができる、ユニークでカワイイ韓国のお土産が一堂に会した。


ソウル・中区の東大門デザインプラザ(DDP)では24~25日、「2023大韓民国観光お土産博覧会」が開かれた。100社以上が参加し、加工食品、工芸、生活・文具用品、美容グッズなど、様々な分野のお土産を展示・販売した。

会場には、韓国のお土産として定番の韓国海苔やマスクパック、キーホルダーなどではなく、今までに見たことがない新しい商品が並んだ。すべてが「韓国」を表すものばかりで、会場に来た人々の関心を集めた。

様々なな韓国のお土産を見ている来場客=24日、ソウル

様々な韓国のお土産を見ている来場客=24日、ソウル


ワーキングホリデーで韓国に来たという松江優菜氏は、「韓国のトッケビは、災いを追い払ってくれると聞いた」とし、自分で購入した鬼面文(鬼の顔の模様)バッジを見せてくれた。

4年前に韓国に住んでいたことがあり、久しぶりに韓国を訪問したというスイス出身のある女性は、「カワイイお土産ばかりで、全部買いたい」としながらも、「英語の案内や説明がないのは少し残念」と話した。

この日に展示されたお土産は、旅行の後に購入するということを想定しているだけに、飛行機内に持ち込めるうえ、持ち運びやすいという特徴がある。

今年の観光公募展・お土産部門で大賞を受賞した「米花生マッコリ・キット」を制作したCOSMOGY社のパク・ソヒョン氏は、「お土産をただプレゼントするのではなく、一緒に作れるという点が評価されたと思う」とし、「(お土産話で)韓国旅行の思い出を家族や友だちと共有してほしい」と語った。

「米花生マッコリ・キット」について説明するパク・ソヒョン氏=24日、ソウル

「米花生マッコリ・キット」について説明するパク・ソヒョン氏=24日、ソウル


km137426@korea.kr