食・旅行

2025.05.30

韓国都心空港2階に手荷物委託サービス、「イージードロップ」が正式にオープンした=29日、ソウル・江南区、聯合ニュース

韓国都心空港2階に手荷物委託サービス、「イージードロップ」が正式にオープンした=29日、ソウル・江南区、聯合ニュース


[テレシア・マーガレット]

国土交通部と仁川(インチョン)空港公社が、空港利用客の利便性向上に向けて、ソウル三成(サムスン)駅近隣の韓国都心空港建物2階に「イージードロップ(Easy Drop)」29日、正式開場したと明らかにした。

「イージードロップ」は、ソウル市内で事前搭乗手続きをしてスーツケースを預けられる手荷物配送サービスだ。利用客は、仁川国際空港でチェックインのための別途の手続きなしに、出国場に入場できる。預けた手荷物は、目的地の空港で受け取ることになる。

三成(サムスン)駅支店は、既存の弘大(ホンデ)入口駅、明洞(ミョンドン)駅、仁川(インチョン)インスパイアリゾートおよびパラダイスシティホテル支店に続き、5番目の支店だ。現在、大韓航空、アシアナ航空、済州航空、ティーウェイ航空を利用する国際線搭乗客ならサービスの利用が可能だ。来月1日からはジンエアーの搭乗客も利用できるようになる。

午前7時から午後4時までで、水曜日と祝日は除く。手荷物運送は1日2回(午前10時30分、午後4時)に行われる。手荷物を預けた後は、仁川空港行きのリムジンバスも連携して利用できる(バス料金は別途)。

新規オープン記念として8月31日まで三成駅支店の利用客を対象に割引イベントを開く。 割引が適用され、一般顧客は既存の3万5000ウォンから2万5000ウォンに、2人以上の家族単位の利用客は2万ウォンだ。6~8月に誕生日を迎えた利用客は、半額になる。

国土交通部は今後、利用客の自宅やホテルなどで、チェックインおよび手荷物回収サービスをを提供する「ホームドロップ(Home Drop)」サービスを導入する計画だ。

margareth@korea.kr