食・旅行

2026.09.02

「2026麗水世界島博覧会」が5日から11月4日まで、麗水市一帯で開催される。写真は、博覧会のメイン会場となる突山・チンモ地区の様子=麗水世界島博覧会組織委員会

「2026麗水世界島博覧会」が5日から11月4日まで、麗水市一帯で開催される。写真は、博覧会のメイン会場となる突山・チンモ地区の様子=麗水世界島博覧会組織委員会


[シャルル・オドゥアン]
[チョン・ウィソク]

「島」をテーマとした世界初の博覧会が、365の島々を抱える全南光州・麗水(ヨス)市で5日に開幕する。

「島、海と未来をつなぐ」をテーマに開催される「2026麗水世界島博覧会」は、麗水市の突山・チンモ地区をはじめ、蓋島(ケド)、金鰲島(クモド)、麗水世界博覧会場一帯で開催される。フランスやフィリピン、エクアドル、マダガスカル、ギリシャ、パラオなど、31カ国の地方政府に加え、世界保健機関(WHO)や国連児童基金(UNICEF)などの3つの国際機関が参加する。

島を主要な舞台とする今回の博覧会は、展示館を一つの場所に集中させる従来型の博覧会とは異なり、麗水市内の各地で展開される体験型イベントとして運営される。島を孤立した空間ではなく、持続可能な発展と海洋生態系の保全に向けた場として再定義し、気候変動時代における島の役割と可能性を示すことが、今回の博覧会が描く青写真である。

博覧会のメイン会場で「プレビューデー」が開かれ、市民たちが展示館のメディアファサードの前を歩く様子=8月29日、麗水市、麗水世界島博覧会組織委員会

博覧会のメイン会場で「プレビューデー」が開かれ、市民たちが展示館のメディアファサードの前を歩く様子=8月29日、麗水市、麗水世界島博覧会組織委員会


メイン会場となるチンモ地区には、博覧会のランドマークである「テーマ島」をはじめ、8つの展示館が設けられる。最先端技術を駆使して島の過去・現在・未来を表現するとともに、参加国の島に関する政策や文化を紹介する。

特に、「レストラン・マーケット島」では、麗水の特産料理と世界各国の島々の料理を一堂に紹介する。「カッユッケビビンバ」や「麗水島カッサムゲタン」といった地域ならではのメニューから、ラム肉のケバブ、タンドリーチキンに至るまで、様々な料理を楽しむことができる。

屋外には、独島(トクト)や加波島(カパド)、モルディブ、アゾレス諸島など、韓国と世界の島々をテーマにした空間や庭園が設けられる。また、博覧会の期間中には、K-POPやトロットのコンサート、各国の公演団によるステージ、ストリートパレードなど、計133回の公演やイベントが繰り広げられる。

「2012麗水世界博覧会」が開催された会場では、「国際島フォーラム」や「世界島都市大会」などの学術イベントが開かれる。さらに、「キンパフェスティバル」や「麗水夜の海花火大会」など、多彩な文化イベントも開催され、博覧会をさらに盛り上げる予定だ。

博覧会のメイン会場で「プレビューデー」が開かれ、市民たちが「海洋生態島」の展示を観覧する様子=8月29日、麗水市、麗水世界島博覧会組織委員会

博覧会のメイン会場で「プレビューデー」が開かれ、市民たちが「海洋生態島」の展示を観覧する様子=8月29日、麗水市、麗水世界島博覧会組織委員会


サブ会場となる蓋島と金鰲島では、キャンプをはじめ、ビロンギルトレッキング、船釣り、ヨットツアーなど、島ならではのアクティビティを多数用意。また、ヨガや瞑想といったウェルネス体験に加え、野外映画鑑賞や天体観測といったプログラムも展開される。

博覧会組織委員会は、総合案内所やチケット売り場などにリアルタイムの「多言語AI通訳サービス」を導入し、外国人観光客の利便性向上を図る。主催者側は61日間の会期中、1日平均4万9000人の観覧客が訪れると見込んでいる。

金鰲島のビロンギル=麗水市

金鰲島のビロンギル=麗水市


caudouin@korea.kr