「ユン ステイ」の日本版ポスター=Mnet Japan 公式Twitter
[大阪=花野友季子(日本)]
私が休息を取るとき、友人と旅行や温泉に行ったり、飼い猫と遊んだりします。最近は家で過ごすことも増えたので、韓国のバラエティー番組を見ながらリラックスしています。
その中でも一番好きな番組が「ユン食堂シリーズ」。 料理が登場し、作り方を知ることができ、家ですぐに実践できるのでオススメです。
2017年から放送がスタートし、「ユン食堂(全9話)」、「ユン食堂2(全11話)」、「ユン ステイ(全11話)」の3シリーズ、全31話あります。
「ユン食堂」は韓国の人気俳優らがインドネシア・ギリ島で韓国料理店を開くバラエティーでした。「ユン食堂2」では新たにパク・ソジュンが参加し、スペイン・テネリフェ島で韓国料理店・カフェとして、現地の新聞に記事が出るほど大人気!
「ユン ステイ」は海外で撮影予定でしたが新型コロナウイルスの影響を受け延期に…韓国・全羅南道(チョンラナムド)の韓屋が舞台となりました。
来客するのは、渡韓して1年以内の外国人。韓屋体験を通じて韓国の文化や料理、魅力を伝える内容です。
出演メンバーは豪華俳優が勢ぞろい!「ミナリ」ユン・ヨジョン、「完璧な他人」イ・ソジン、「82年生まれ、キム・ジヨン」チョン・ユミ、「梨泰院クラス」パク・ソジュン、「パラサイト 半地下の家族」チェ・ウシクがお客様をおもてなし。
特に印象に残ったシーンは3話で、放送されたはじめての朝営業です。
今までのユンシリーズではランチやディナーしか開店しておらず、朝は仕込みの時間でした。今回は早朝から仕込み・配膳をして、休憩時間をもらった時のパク・ソジュンとチェ・ウシクの兄弟のような関係は必見!
「トッカルビ」=パク・ソジュン公式Youtubeチャンネル「Record PARK's」
食べてみたい韓国料理は1話の「トッカルビ」です。
カルビ肉を粗めに刻み、ミンチにして丸め、タレとともに炭火焼きにした韓国の肉料理です。見た目はハンバーグに似ています。
パク・ソジュンが肉をみじん切りにして、チェ・ウシクと一緒に丁寧に形作るトッカルビは丸くて美味しそうでした。また、イ・ソジンが作る牛の内臓煮込みスープ「コムタン」やチョン・ユミが作る小豆粥も素材の味がしっかり出ているようで、見ただけでお腹がすくほど。料理が盛り付けられる食器も美しく、とてもシンプルです。新たな料理にチャレンジするキッチンメンバーを見ていると料理をしたい気持ちになります。
ユンファミリー宛ての手紙=花野友季子撮影
韓国では1月から2月まで「愛する人に手紙を書いてみませんか?」という特別なイベントがオンラインで開かれました。パソコンやスマホを使って8種類のデザインから選び、5つのフォントを選択して手紙を作成できます。
私は「ユン ステイ」に関わる人たちに「今日はどうですか。早く会いたい」と手紙を書いてみました。ハングルだけでなく、多言語に対応していることからも、世界中で人気があることがわかります。
今年のアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたユン・ヨジョンが率いるユンファミリー。日本での放送は3月29日より毎週月曜日23時30分からスタート!
今後、海外渡航が自由になったら日本を舞台にした「ユンシリーズ」も見てみたいですね。
*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。
eykim86@korea.kr