名誉記者団

2021.06.16

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[大阪=大野瑠華(日本)]
[写真・映像=HYBE公式ホームページ]

世界的な大ヒットを記録したDYNAMITEに続き、新曲「Butter」が5月21日に公開されました。新曲のイメージが発表されてから、SNSでは黄色のハートやバターの絵文字が並びお祭り騒ぎとなっていました。


新曲公式サイト(https://www.bts-butter.com/)にてバターに関連した絵に自分の名前を入れてオリジナルの画像を作れるイベントのようなものもあり、ファンの心はますます盛り上がりました。



公開される15分前からメンバーがバターにちなんだゲームをしている様子を見ながら、メンバーと共にカウントダウンをしMVが流れました。最初に聞いた感想は、「最高にクール」。


少し衝撃を受けてしまい、もう一度聞きたいような、でもこの驚きの余韻に浸っていたいようなそんな気分でした。メンバーたちの姿は、さらに成熟しワールドスターという肩書がよく似合うようになっていました。パフォーマンスもDYNAMITEがパワフルで元気なイメージだったとすれば、今回はButterが溶けるような滑らかさとモダンな雰囲気が魅力になっています。



サビの部分で手の甲にキスをする動作があるのですが、その部分が好きです。歌詞は前作はコロナ禍で疲れた人々に力を与えるような感じだったのに対し、今回はファンの心を溶かしてしまうような甘い歌詞が特徴です。韻もたくさん踏まれ言葉遊びも多く含まれ、ウィットに富んだ仕上がりになっています。



また歌詞にARMYというファンネームが入っており、メンバーが「A・R・M・Y」の文字を体で作る部分があるのですが、その部分にもファンたちは大興奮でした。

「さすがBTS」という反応。「細かいところまで愛が散りばめられていてARMYは幸せです」「永遠に観てられる」「DYNAMITEより断然好き」「メンバーのビジュアルがやばい」などの声がSNSを中心に数多く寄せられています。


メディアの反応も熱いです。アメリカの音楽メディア「Consequence of Sound」は「みんな待ち望んできたヒット曲だ。『Dynamite』が1970年代からインスピレーションを受けたとすれば、『Butter』は今後10年に対する答え」と評価しました。


また、大手ファッション誌「Esquire」でも「2021年の夏は『Butter』の夏になる」として大きく取り扱われ、「Refinery29」では「メディアや大衆は、アリアナ・グランデ、ビヨンセらにはしない『なぜ人気なのか?』という質問を何年もBTSに投げかけてきた。これからはBTSにその質問をする必要はない」と強調し、新曲に賛辞を送りました。


ファンやメディアの反応の熱さと同様に、記録も爆発的でした。MV公開当時、最大同時アクセス者数は390万人を超え、再生回数は24時間で1億820万回と、前作の1億110万回を上回り「YouTubeのMV史上24時間最多再生回数」という名誉を得ました。6月16日現在、再生回数は3.5億回となっており、今後もどんどん伸びていきそうです。



また、Billboard Hot 100チャートにおいて3週連続一位の栄冠を手にし、どこまで記録を伸ばすのか注目されています。



そんなBTSはButterの活動の一環としてアメリカの番組でパフォーマンスを披露してきましたが、今週から日本の番組にも出演するという嬉しいニュースも飛び込んできました。ぜひチェックしてみてください。


*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

eykim86@korea.kr