名誉記者団

2026.04.14

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[文・写真=駒瀬元暉]

こんにちは。ソウル在住の駒瀬元暉です。

ソウル旅行中、ふと周りを見回してみるとこんなことを思いませんか?「ソウルって意外と山多いな」と。その通り、ソウルタワーのある有名な南山や景福宮の後ろの北岳山を始め、ソウル市内には大小様々な山があちこちにそびえています。

今回は、ソウルで登山をするのが大好きな私が、最近登ってあまりの絶景に感動した山を紹介させていただきます。

その名は龍馬山(ヨンマサン)。展望台から撮った壮大なソウルのシティビューの写真と共に、龍馬山登山の楽しさを語っていきたいと思います!

龍馬山展望台からのビューは、今まで登った山の中でトップクラスに綺麗でした!

龍馬山展望台からのビューは、今まで登った山の中でトップクラスに綺麗でした!


”気軽さ”が魅力の龍馬山

龍馬山はソウル中浪区の山で、市全体では東端に位置しています。実は龍馬山は単独の山ではなく、北側の忘憂山(マンウサン)、南側の峨嵯山(アチャサン)へと連なる山脈の一部です。

そんな龍馬山は絶景もさることながら、登山初心者も気軽に登れるのも大きな魅力!まず地下鉄の駅から登山口までが近く、登山口から山頂までもゆっくり歩いて1時間。山頂まで行かなくても、中間地点に絶景が見られる展望台が複数設置されています。

それでは、実際に私が登った順路を振り返りながら龍馬山からの景色を見ていきたいと思います。

昨年11月オープンの「龍馬山スカイウォーク」は行くまでの道がほぼ全て遊歩道デッキで楽に登れました。

昨年11月オープンの「龍馬山スカイウォーク」は行くまでの道がほぼ全て遊歩道デッキで楽に登れました。


2025年11月オープンの絶景スカイウォーク

今回私はソウル地下鉄7号線のサガジョン駅(사가정역)から出発。駅から10分程歩いてやってきたのは、サガジョン公園(사가정공원)。公園から第1目的地の「龍馬山スカイウォーク」(용마산스카이워크)に向かいました。

龍馬山スカイウォークは、去年11月にオープンしたばかりの出来立てほやほやのスポット!この展望台の魅力は180度広がるソウルのシティビュー。横に長く伸びている展望台からは、目の前の高層ビル群と南北に連なるソウルの山々。そして左の奥には南山タワーまで見渡せます。

サガジョン公園からスカイウォークまで登る道は、そのほとんどが木の遊歩道デッキになっており、体力に不安がある方でも楽に登ることができます。スカイウォークだけ見て下山しても龍馬山の絶景を十二分に満喫できそうです。

斜面に沿って曲がりながら登る遊歩道はほとんど疲れませんでした。

斜面に沿って曲がりながら登る遊歩道はほとんど疲れませんでした。


更なる絶景を求めて龍馬山頂上へ

スカイウォークの180度パノラマビューを楽しんだ後は龍馬山の頂上に向かいました。スカイウォークから頂上までは45分程。道のりには少し急な階段と岩場(一部区間のみ)もありますが、余裕のある方はぜひ頂上にも挑戦してみてください。ソウルとは思えないほどの大自然に出会えます!

※頂上までは歩きやすい運動靴が必須ですが、登山に慣れていない方でも十分挑戦できるコースで、登山靴も必要ありません。

頂上に向かう道で見ることができる更なる絶景はこちら↓です!

山の緑とロッテタワーの組み合わせが本当に独特でした。

山の緑とロッテタワーの組み合わせが本当に独特でした。


カルタク峠(깔딱고개)から。遠くの山脈と手前に流れる漢江の景色は、ここがソウルだと忘れさせるようでした。

カルタク峠(깔딱고개)から。遠くの山脈と手前に流れる漢江の景色は、ここがソウルだと忘れさせるようでした。


上の写真2枚を見てください。山の緑と雄大な大河、こんな大自然がなんと街の裏山から眺められるんです。そしてその向こうには大都市を象徴する高層ビル群。首都でありながら、人々の生活圏のすぐ隣に豊かな自然が残っている。世界的に見てもこれほど山に囲まれた首都はほとんどないのではないでしょうか。

絶景を眺めて体の疲れを癒しながら、もうひと踏ん張りするといよいよ頂上が見えてきました!

頂上を示す碑石と一緒にパシャリ。やり切った達成感を感じました。

頂上を示す碑石と一緒にパシャリ。やり切った達成感を感じました。


頂上に到着しました。韓国の山には頂上に山名が入った碑石がある場合も多く、定番の記念撮影スポットです。ここまで頑張って登り切った達成感を胸にパシャリ。素敵な思い出になりそうですね。

さて頂上まで登りましたが、実は龍馬山の見どころはこれだけではありません。

頂上を抜けて更に進むと、ソウル最高の空中散歩遊歩道、そして夕焼けスポットが登山客を出迎えます。
龍馬山の斜面に沿って架けられた遊歩道。いつまでも眺めていられそうな絶景でした。

龍馬山の斜面に沿って架けられた遊歩道。いつまでも眺めていられそうな絶景でした。


ソウルの街を見下ろす空中散歩

頂上の裏から下山するルートは、上の写真のような遊歩道デッキを通っていきます。この遊歩道なんですが、山肌に張り付くように設置されているため、視界を遮るものが何ひとつないシティビューが広がります。眼下に街を見下ろすのは、まるで空中を飛んでいるかのよう。1月の真冬の登山だったので、空気が本当に綺麗で、街並みは精巧なジオラマのように見えました。

遊歩道デッキは絶好の夕焼けスポット。多くの人が見に来ていました。

遊歩道デッキは絶好の夕焼けスポット。多くの人が見に来ていました。


遊歩道を下っているうちに日の入りの時間になり、西の空に沈む夕焼けを鑑賞することができました。遠く南山のソウルタワー越しに太陽が沈んでいく景色は、本当に絵になる絶景です。

ここ龍馬山の遊歩道は、現地の人には有名な夕焼けスポットのようで、高校生を始め、周辺住民の方が夕焼けを見に来ていました。街全体がオレンジに染まる壮大な風景を最後に楽しめて、最高の登山の思い出になりました。

龍馬山でソウル登山の魅力を体感しよう

ここまで、私が登ったルートをたどりながら龍馬山の絶景を紹介してきました。何度も書いた通り、龍馬山は歩きやすい登山道で、1時間もあれば頂上まで行ける山なので、登山に不安がある方でも十分挑戦することができます。登山はどこでもできますが、大都市と豊かな緑が美しく織り交ざった風景はソウル登山ならではの魅力ではないでしょうか。

韓国現地でも登山は定番の趣味として親しまれています。私が普段ソウルで山に登っている時も、何人かで仲良くおしゃべりしながら登るパワフルなシニアの姿や、頂上付近でマッコリやキンパを広げてくつろぐ人の姿をよく目にします。登山をしながら、韓国で暮らす人々の日常を垣間見て、韓国文化をより好きになれるとも私は思うんです。

ぜひ、今回ご紹介した龍馬山登山に挑戦して、ソウルシティビューの絶景を見ながら韓国の新しい一面に触れてみてください!

龍馬山の麓のサガジョン駅近くの市場。露店が立ち並ぶローカルな雰囲気が最高でした。

龍馬山の麓のサガジョン駅近くの市場。露店が立ち並ぶローカルな雰囲気が最高でした。


*この記事は、日本のKOREA.net名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

hjkoh@korea.kr