コロナ19感染者がいる陰圧室の様子
[ソン・バルグン、キム・ウニョン]
[イラスト=吳榮埈]
新型コロナウイルス(以下、コロナ19)と最前線で戦っている医療従事者の様子を描いたイラストが、ネット上で話題となっている。作者は、仁川市にあるガチョン医科学大学ギル病院で働いている看護師の吳榮埈(オ・ヨンジュン)さん。
12番目の感染者が確認された2月1日、吳さんは、陰圧室(空気感染隔離室)での勤務を志願し、働くようになった。コロナ19との戦いで奮闘している医療従事者の日常をイラストで描き、自身のSNSに掲載した。
看護師の休憩時間の過ごし方
陰圧室内には、感染の拡大を最小限に抑えるため、少数の医療従事者が配置されている。彼らは、全身を包む防護服を着用し、検査や処方などの指示(オーダー)も窓を通じて行う。
吳さんは、「体力的にも精神的にも負担が大きい」と吐露。多くの医療従事者は、休憩時間でも感染者のことを心配していると話した。
このイラストは、海外からも注目を集めている。
米日刊紙のロサンゼルス・タイムズは、「コロナ19との戦いで奮闘している集中治療室の人々」と題した4月9日付けの記事で、吳さんを「スーパーヒーローを描く人」と紹介した。イラストを掲載し、「集中治療室の24時間を詳細に描いた」と評価した。
感染拡大を最小限にするため、検査や処方などの指示も窓を通じて行う
吳さんの大学の専攻は、韓国絵画。だが、子どものころ「ナイチンゲール」を読んで夢見た看護師になりたいという思いをずっと胸に抱いていた。その後、呉さんは看護師としての道を歩み始め、2015年から看護師の生活を描き始めた。
吳さんは、「固定化された看護師へのイメージを払拭し、皆に知ってもらいたい」とし、「今後とも集中治療室での生活を描きたい」と述べた。また、陰圧室で活動している看護師を「真のナイチンゲール」と強調し、イラストを通じて彼らを励ましたいと述べた。
陰圧室(空気感染隔離室)の様子