政策

2016.10.14

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朴槿恵大統領は13日に青瓦台で開かれた民主平和統一諮問会議の海外委員との懇談で「政府は脱北民3万人時代を迎え、北韓の脱出住民たちが韓国社会で上手く定着・適応し、夢と幸せを享受するために必要な政策を強化していく」と述べた





朴槿恵(パク・クネ)大統領が13日「今北韓政権は過酷な恐怖政治で北韓住民の生活を地獄に追い込んでいる。私は苦しむ北韓住民たちが韓国に来て自由に自分の夢を実現し、幸福を追求できるようあらゆる道を開けて迎える」と強調した。

朴大統領はこの日青瓦台で民主平和統一諮問会議の海外委員らとの「統一懇談会」を開き、「北韓体制は非正常な方法に頼らなければ生存すら難しい状況に至っている」と述べ、以上のようにコメントした。

続いて「飢えと暴政に耐え切れなくなった北韓住民たちの脱北が急増しており、北韓体制を支えてきたエリート層と軍部すら暗鬱な北韓の現実に絶望して脱出するケースが相次いでいる。公正で平和な韓半島を作っていく過程に北韓地域の幹部層や軍人、住民も取り残されることはない」とした。

さらに「脱北住民たちは一足先に訪れた統一で、統一の過程と統一後に南北住民が一つになる上で大きな役割を果たす大事な人的資源。脱北民3万人時代を迎えた今、北韓の脱北民たちが韓国社会で上手く定着・適応して夢と幸せを享受できるよう必要な政策を強化していく」と約束した。

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13日、朴大統領が青瓦台で民主平和統一諮問会議の海外委員らと懇談している




朴大統領は「北韓政権の顔色を窺って北韓住民を放置していては、暴悪で攻撃的な北韓体制がさらに強固なものになるだけだということをはっきりと認識し、我々が力を合わせて北韓の人権問題の改善に務めるべき。(政府は)北韓住民たちが自分たちにも自由や人権を享受する権利があると気づくよう外の世界に関する情報を発信し続ける」と表明した。

また、「北韓は今年初めの4回目の核実験に続いて先月は5回目の核実験を強行した上、今年だけでも数回に渡ってミサイルを発射するなど、核・ミサイル開発に狂気的な執着を見せてきた。北韓のこうした態度から、北韓が今後も核開発を決して諦めず追加の核実験とミサイル発射を続けるだろうということがわかる」と述べ、「北韓は我々に対して核兵器を使うと脅しをかけているが、これこそ北韓の核脅威が、我々が直面している具体的な脅威であり、北韓の核兵器が狙う対象は他でもなく韓国と韓国国民であるということの裏付けだ」と強調した。

続いて「北韓の核脅威から国民を守るために政府は終末高高度防衛(THAAD)ミサイルの韓半島配置を決断するしかなかった。私は今後いかなる困難が訪れようと、国民と国家を守ることだけは決して譲らず、与えられた責務を全うする」と付け加えた。また「北韓を変化させるためにより強力なレベルの対北制裁と圧力強化策を国際社会と共に推し進め、核放棄なくしては孤立と経済難から逃れられないばかりか、体制維持も難しいということを必ず北韓に分からしめる」と断言した。

コリアネット ウィ・テックァン記者
写真:青瓦台
翻訳:イ・スミン
whan23@korea.kr