[キム・へリン]
[写真＝聯合ニュース]

Ｇ７サミット出席でカナダを訪問中のイ・ジェミョン大統領が１７日（現地時間）、各国の首脳らと２国間会談を行うなど、本格的な首脳外交に乗り出した。

イ・ジェミョン大統領は同日、日本の石破茂首相と首脳会談を開き、国交正常化６０周年を機に両国関係の未来志向的な発展を願うことで意見が一致した

また両首脳は、韓日協力の重要性に共感し、経済や文化などの分野で協力を強化することにした。北朝鮮問題を含む地域安保懸案に対応するために、韓米日が協力を維持・発展させ、韓日シャトル外交の再開に向けた協議も継続することで意見が一致した。

韓日首脳会談に先立ち、イ・ジェミョン大統領はアントニオ・グテーレス国連事務総長と略式会合を開き、韓国の民主主義の回復力について言及した。アントニオ・グテーレス総長は、「９月の国連総会で、イ・ジェミョン大統領が、韓国の民主主義の回復力について紹介してくれることを望む」と応えた。

イ・ジェミョン大統領は、ナレンドラ・モディ首相との会談で「特別戦略的パートナー関係を樹立してから１０周年目を迎えた。経済、国防、核心技術、文化などにおける協力を強化しよう」と述べた。両首脳は、高官級のコミュニケーションを活性化し、両国関係を跳躍させることで意見が一致した。

メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領との会談で、イ・ジェミョン大統領は、メキシコが韓国の中南米最大交易国であることを強調し、先端技術などの分野で協力を拡大していくことを提案した。クラウディア・シェインバウム大統領は、韓国企業の活発な投資に感謝の意を表し、「戦略的パートナー関係を基盤に、協力を続けていこう」と応えた。

イ・ジェミョン大統領は、ブラジル、カナダ、英国、欧州連合（ＥＵ）などの首脳らとも相次いで会談を行い、多国間レベルの協力強化案について話し合った。


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