大統領室で開かれた国務会議で開会宣言をするイ・ジェミョン大統領=19日、龍山、聯合ニュース
[キム・へリン]
韓国政府が、内需振興と民生安定のために1人当たり15万~50万ウォンのクーポンを給付する。計10兆3000億ウォン規模だ。
クーポンはすべての国民を対象に、所得水準によって給付される。上位10%(512万人)には15万ウォン、一般国民(4296万人)には25万ウォン、次上位層(38万人)には40万ウォン、基礎受給者(271万人)には50万ウォンが給付される。
政府は19日、龍山(ヨンサン)にある大統領室で、イ・ジェミョン大統領の主宰で閣議を開き、補正予算案(補正予算)を議決した。 今年に入って2度目の補正予算であり、イ・ジェミョン政府としては初の補正予算である。
クーポンの受け取りは地域商品券、プリペイドカード、クレジットカード、デビットカードの中から選択できる。政府は関係省庁合同タスクフォース(TF)を構成し、給付時期や対象者、利用先など、準備を進めている。
また、地域商品券の発行枚数も増やす。地域商品券を発行するための国費支援額として、第1次補正予算の4000億ウォンに加え、6000億ウォンを追加編成し、計1兆ウォンに拡大する。今年の地域貨幣の発行を、過去最大の29兆ウォンまで引き上げる計画だ。
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