政策

2025.11.04

公式歓迎式を終え、首脳会談のため移動する李在明大統領(右)と中国の習近平国家主席=1日、慶尚北道慶州

公式歓迎式を終え、首脳会談のため移動する李在明大統領(右)と中国の習近平国家主席=1日、慶尚北道慶州


[ソ・エヨン]
[写真=大韓民国大統領室]

李在明(イ・ジェミョン)大統領と、11年ぶりに韓国を国賓訪問した中国の習近平国家主席は、1日、慶尚北(キョンサンブク)道・慶州(キョンジュ)の国立慶州博物館で初の首脳会談を行った。

首脳会談では、両首脳が「民生を最優先する」という共通認識のもと、両国民の生活向上に実質的に寄与する韓中関係の発展の方向性を定めることに重点を置いた。

李大統領は冒頭で、「この30年間、両国が築いてきた相互補完的な協力関係は、中国の世界第2位の経済大国としての成長や、韓国のグローバルな産業競争力を備えた先進国への飛躍に大きく寄与した」と述べた。

李大統領は、「韓国と中国の経済協力は、現在、垂直的分業から水平的協力へと移行している。互恵的な関係も時代に応じてさらに発展させる必要がある」と強調した。

これに対し、習近平主席は「両国は切っても切れない、重要で近い隣国同士の協力パートナーである。健全かつ安定した発展を推進することは、常に両国民の根本的利益にかなうものであり、時代の流れに沿った正しい選択である」と述べた。

韓中首脳会談を行う李大統領(右)と中国の習近平国家主席=1日、慶州

韓中首脳会談を行う李大統領(右)と中国の習近平国家主席=1日、慶州


両首脳は、域内の平和と安定に向けた意思疎通の強化でも一致した。

李大統領は「最近、北朝鮮と中国の間で高官級交流が活性化するなど、北朝鮮との関与に好ましい条件が整いつつあることを高く評価する」と述べ、「この条件を活かし、北朝鮮との対話再開に向けて、韓中両国は戦略的な意思疎通をさらに強化すべきだ」と語った。

習近平主席は「中国は韓国との意思疎通を強化し、共通の課題に共に対応することで、中韓の戦略的協力パートナー関係を安定的かつ長期的に発展させ、地域の平和と繁栄により多くの建設的な力を注ぐ意思がある」と述べた。

李大統領は2日、韓中首脳会談に関連して自身のフェイスブックに、「韓中関係を全面的に回復し、戦略的協力パートナーとして、実利と共生の道を再び共に歩むことは非常に意義深い」と投稿した。

李大統領は、「両国間で70兆ウォン規模の通貨スワップ契約を結び、金融市場や貿易の安定性を高めるとともに、自由貿易協定(FTA)のサービス・投資交渉を加速させる。経済協力の制度的基盤をさらに強化する計画だ」と述べた。

ウィ・ソンラク大統領府国家安保室長は、首脳会談のブリーフィングで「李在明政権の国益と実利を重視した対中外交により、韓中関係を全面的に回復する成果を得た」と述べた。

さらにウィ・ソンラク大統領府国家安保室長は、「韓中経済協力構造の変化を反映した『水平的協力』に基づく互恵的な協力を推進することにした」と述べ、「韓中関係の発展が『民生』と『平和』の両面に実質的に寄与するよう努力していく」と付け加えた。

xuaiy@korea.kr