クォン・オウル国家報勲部長官(左から3番目)=11日、釜山
[シャルル・オデゥアン]
[写真=国家報勲部]
韓国戦争で戦った国連軍の犠牲を称える追悼行事「ターン・トゥワード・プサン」が、11日、釜山・南区の国連記念公園で行われた。
「ターン・トゥワード・プサン」は、カナダの参戦勇士ビンセント・カートニー氏の提案で2007年に始まった。戦友たちが眠る釜山国連記念公園に向かい、毎年11月11日午前11時に1分間の黙祷を捧げようという趣旨である。
この日は、14カ国から訪韓した国連参戦勇士をはじめ、参戦国政府の代表や在韓外交使節、国連軍司令部の将兵、学生など約800人が参加した。
午前11時、釜山市内に追悼サイレンが鳴り響くと、市民たちは一斉に頭を垂れ、自由と平和の尊さに思いを馳せた。その後、国連参戦勇士の子孫による合唱や、国防部伝統楽隊の追悼演奏、追悼の辞、献呈公演などが行われた。
国家報勲部は、「『ターン・トゥワード・プサン』記念式は、70年以上前に韓国の自由と平和のために戦った国連参戦勇士の犠牲と献身を称え、その精神を世界と共有し、未来世代へと受け継ぐための行事だ」と説明した。
記念演説をするクォン・オウル国家報勲部長官=11日、釜山
国家報勲部は「国連参戦勇士再訪韓プログラム」も実施している。これは、韓国戦争に参戦した勇士たちの誇りを称えるとともに、彼らが守り抜いた韓国の現在を自らの目で確かめてもらうための取り組みだ。
1975年に始まったこの事業では、毎年3~4回、国連参戦勇士と遺族を韓国に招待している。2021年からは、1960~80年代に韓半島で勤務した在韓米軍の将兵も対象に加えられた。これまでの半世紀で、約3万4000人が韓国を再訪した。
今年は、「国連軍参戦の日」(7月27日)、「仁川上陸作戦記念日」(9月15日)、「国連軍追悼の日」(11月11日)の3回にわたり、関連行事が行われた。
14カ国から韓国を訪れた80人は、13日までにソウル戦争記念館や昌徳宮、釜山国連記念公園を巡り、参拝や文化体験を楽しむ予定だ。最高齢の参戦勇士は、コロンビアのルイス・ガルシア・ベランディア氏(100歳)である。
国家報勲部は「国連参戦勇士再訪韓プログラムは、国連参戦国の献身と犠牲に感謝し、その歴史を世界に伝える代表的な国際報勲事業だ」と説明した。
1950年6月27日、米軍を皮切りに約3年間、22カ国・199万人以上の国連軍が韓国戦争に参加した。このうち、トルコ、英国、カナダ、オーストラリア、オランダなど14カ国・約2330人の兵士が、釜山国連記念公園に眠っている。
国連参戦勇士再訪韓招請感謝晩さんで、国連参戦勇士たちと記念撮影を行うカン・ユンジン国家報勲部次官(前列左から7番目)=9月19日、釜山
caudouin@korea.kr