国防部業務報告で発言する李大統領=18日、ソウル、大統領室
[チョン・ミソン]
韓国は、韓国型3軸体系の高度化と「50万ドローン戦士」の育成を柱とする国防革新を本格的に進めている。この戦力強化により、韓国軍の独自の抑止力と未来戦への対応能力は一層強化される見込みだ。
国防部は18日、国防部大会議室で李在名(イ・ジェミョン)大統領の主管のもと生中継された業務報告を通じ、「先端強軍育成方案」を発表した。
韓国軍の主要防衛戦略「韓国型3軸システム」は、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に備え、キルチェーン(Kill Chain)、韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)、大量報復(KMPR)の三本柱で成り立っている。
国防部は、韓国型3軸システムの高度化に向け、来年度の関連予算を前年比21.3%増の8兆8000億ウォンに拡大する方針だ。
偵察衛星やイージス艦、高威力ミサイルの実戦配備が一段と加速するとみられる。さらに、KF-21戦闘機や天弓Ⅱ、C-130H輸送機などの主要戦力を追加配備しながら、戦力強化を本格化させる計画だ。
未来の戦場に備え、無人戦力の拡充も進められている。国防部は、AIや先端技術を活用した「50万ドローン戦士」の育成と、有・無人複合システムの高度化を推進する方針だ。将兵がドローン操縦や関連資格を身につけられるよう、教育・訓練体制の整備も進められる。
「(仮称)韓国ドローン攻防戦」を開催し、民間技術の検証や実戦レベルの運用実験も強化する。こうした取り組みを土台に、攻撃型無人機や中型自爆ドローンなど、高リスク任務を担う無人戦力を引き続き拡充していく方針だ。
この日の報告会では、他にも軍の制度改革や勤務環境、情報機関の改編、原子力潜水艦の建造や戦時作戦統制権、さらに9・19軍事合意の復元や南北対話に向けた条件整備などが主要な議題として議論された。
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