高市早苗首相と共同で記者会見を行う李大統領(左)=13日、日本・奈良県、聯合ニュース
[テレシア・マーガレット]
日本を訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は13日、高市早苗首相と首脳会談を行い、両国関係の発展や韓半島の平和、地域の安定に向けた未来志向の協力を確認した。
今回の会談は、両首脳にとって2回目の公式首脳会談となる。李大統領は慶州(キョンジュ)で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を契機に、高市首相と初めて会談した。
首脳会談後の共同記者発表で、両首脳は、貿易中心だった関係を経済安全保障や科学技術、社会課題にも広げて協力することで一致した。
李大統領は「人的交流が1200万人に達する時代、未来世代の相互理解が未来志向の韓日関係の基盤となる」と述べ、青年世代交流の量・質の両面での拡大について引き続き協議していく考えを示した。
過去史問題の解決でも進展があった。両首脳は、昨年8月に発見された1942年の長生炭鉱水没事故の犠牲者について、遺体の身元確認のためのDNA鑑定を共同で進めることで合意した。
韓半島の完全な非核化や対北朝鮮政策、域内の安定と平和、そしてグローバル課題への対応に向けた緊密な協力も継続することで合意した。
李大統領は「今回の首脳会談は、過去60年の韓日関係を振り返るとともに、新たな60年を準備する出発点だ」と位置づけた。
共同記者発表の後、日本側が事前に公開していなかったサプライズの親交行事が行われた。両首脳は会談の直後に即興でドラム演奏を披露し、外交の硬さを和らげる文化交流の場を設けた。
これに先立ち、李大統領は大阪到着後、奈良までの移動を含む全行程で最高水準の礼遇を受けた。特に、高市首相は大統領の宿舎前で李大統領を出迎え、歓迎の意を示した。
訪問翌日の14日、両首脳は法隆寺を視察する公式日程をこなした後、李大統領は大阪など関西地域で開かれる同胞懇談会に出席し、その後帰国する予定だ。
首脳会談後の共同記者発表で、高市早苗首相と即興でドラム演奏を披露する李大統領(左)=13日、日本・奈良県、李在明大統領公式Xアカウント
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