政策

2026.01.28

韓中MOU締結式で握手を交わす李大統領(左)と中国の習近平国家主席=5日、北京、大韓民国青瓦台

韓中MOU締結式で握手を交わす李大統領(左)と中国の習近平国家主席=5日、北京、大韓民国青瓦台


[キム・ソナ]

中国が西海(ソへ)の韓国・中国暫定措置水域(PMZ)に設置した構造物の一部が、移動中であることが明らかになった。

中国外交部の郭嘉昆報道官は27日の定例ブリーフィングで、西海の構造物の移動について「中国企業が現在、管理プラットフォームの移動作業を進めている」と説明した。そのうえで、「これは企業の自主判断によるものだ」と強調した。

郭嘉昆報道官は、「南シナ海及び西海の漁業・養殖施設に関する中国の立場に変わりはない」と述べた。その上で、中国と韓国は海を隔てた隣国同士として、「中国と韓国は海上の近隣国として、海洋問題では緊密に連携を図ってきた。また、懸案の管理にも注力し、双方の利益につながる協力体制を築いていると説明した。

中国側のこうした説明は、西海における構造物の移動が韓国と中国の間の外交協議の直接的な結果だと解釈されることにへの警戒感を示すものだ。その一方で、海洋問題をめぐる対立のコントロールについては、両国間に一定の共通認識が存在することも示唆している。

韓国政府は中国がPMZに無断で設置した一部構造物の問題を提起しており、両国は実務チャンネルを通じて関連事項を協議してきた。この問題は、李在明(イ・ジェミョン)大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談でも取り上げられた。

李大統領は7日、中国の上海で記者団と行った昼食懇談会で、西海の構造物問題について、「中間線を明確に定める方向で実務協議を進める」と明らかにした。また、2カ所ある養殖施設のうち、管理施設については「中国側が撤去の意向を示しており、移設される見通しだ」と述べた。

sofiakim218@korea.kr