国務会議兼非常経済点検会議で発言する李在明大統領=28日、ソウル、大韓民国 青瓦台
[キム・へリン]
李在明(イ・ジェミョン)大統領は28日、「国は自らの手で守るべきだ。なぜ依存するのか」と述べ、自主国防の意志を強調した。
李大統領は、この日、青瓦台(チョンワデ)で主宰した国務会議兼非常経済点検会議で、「最近、一部で様々な理由により軍事・安保分野に不安を抱いている方がいるようだ」と切り出した。軍の独自の防衛能力について、「十分な能力が備わっている」とし、「困難な時期はあったが、国民の努力や能力により、今はそうではない」と付け加えた。
また、「明らかなのは、世界で、韓国が在韓米軍を除き、世界5位の軍事力を保有しているという事実」とし、「年間の国防費は、北朝鮮の1年間の国内総生産(GDP)よりも1.4倍多い」と述べた。
大統領が引用したのは、アメリカの軍事力評価機関「グローバル・ファイヤーパワー(GFP)」が1月に発表した「2026年版の世界軍事力ランキング」。韓国は、対象国145カ国のうち5位となり、一昨年以降、5位を維持している。
続いて、「(軍の)訓練がしっかりできており、士気も高い。また、経済規模も非常に大きく、兵器の輸出では、世界4位となっている」とし、「なぜ外国の軍隊がなければ自主防衛は難しいという不安を抱くのか」と疑問を呈した。
アン・ギュベク国防部長官が「一部の勢力に不安を煽る傾向があるが、多くの国民は、そのようには認識していない」と答えると、李大統領は、「客観的な情報を広く発信してほしい」と指示した。
李大統領は、独自の軍事作戦能力も強化するよう注文を付けた。アン長官に対し、「独自の軍事作戦能力は備えているのか」と質問し、「自ら防衛し、戦略・作戦計画を立てられるようにしなければならない。戦術・戦略も独自で練られるように準備する必要がある」と力説した。
これに対し、アン長官は、「その一環として、戦時作戦統制権の早期移管に向けた有形・無形の精神的な資産や戦略体系も備えている」と報告した。
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