政策

2026.07.01

「南西部先端産業発展ビジョン国民報告会」で、南西部地域への投資了解覚書(MOU)の締結式に出席した李大統領=先月30日、光州、大韓民国大統領室

「南西部先端産業発展ビジョン国民報告会」で、南西部地域への投資了解覚書(MOU)の締結式に出席した李大統領=先月30日、光州、大韓民国大統領室


[カン・ガヒ]

韓国政府が第2の半導体生産拠点として整備を進める南西部地域に、SK、サムスン電子、アムコの3社が総額896兆ウォンを投資する。

産業通商資源部は先月30日、光州(クァンジュ)のキム・デジュンコンベンションセンターで「南西部先端産業発展ビジョン国民報告会」を開催した。報告会では、3社がそれぞれ南西部地域への投資計画を明らかにした。

SKは約470兆ウォンを投じ、半導体メモリー工場(ファブ)2棟と、出力1ギガワット(GW)規模のAIデータセンターを建設する計画だ。

サムスン電子は約425兆ウォンを投資し、半導体メモリー工場(ファブ)2棟に加え、国家AIコンピューティングセンターなどを整備する。

両社は半導体メモリー工場の建設に計約800兆ウォンを投じるほか、データセンターやコンピューティングセンターなど先端インフラの整備に約95兆ウォンを充てる予定だ。

アムコは約1兆ウォンを投資し、光州の先端パッケージング工場を増設する。

政府は各社による半導体工場の建設に合わせ、南西部地域の産業インフラ整備を進める。ダムや下水再生水を活用した工業用水を供給するほか、工場の稼働に必要な発電設備や送電網を迅速に整備する方針だ。

さらに、産業団地の造成期間を現在の半分となる5年以内に短縮するほか、制定を進めている「メガ特区法」に基づき、南西部地域に少なくとも1カ所のメガ特区を指定し、規制緩和を進める。

政府は「総額896兆ウォン規模の投資は、南西部だけでなく韓国全体の産業地図を塗り替える規模だ」とした上で、「今回の投資を足掛かりに、南西部を首都圏に次ぐ第2の半導体生産拠点として育成するとともに、先端産業の新たな戦略拠点として発展させていく」と強調した。

kgh89@korea.kr