青瓦台の緑地園で開かれた外交使節・国際機関代表を招いた晩さん会で、挨拶する李在明大統領=6月23日、ソウル、大韓民国 青瓦台
[ホン・アンジ]
[写真=大韓民国 青瓦台]
李在明(イ・ジェミョン)大統領が、24日から8月3日まで9泊11日の日程で米・サンフランシスコと中南米3カ国(ブラジル・チリ・アルゼンチン)を歴訪する。帰国の途には、ドイツのフランクフルトを経由する予定だ。
今回の歴訪は、韓国の将来の成長エンジンであるAIや半導体産業におけるグローバル協力を具体化するとともに、資源大国である南米の主要国との間でサプライチェーンの多角化や経済安全保障パートナーシップの構築を図ることを目的としている。
歴訪の最初の日程として、李大統領は24日、サンフランシスコでアンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)、オープンAIのサム・アルトマンCEO、エヌビディアのジェンスン・フアンCEO、ブロードコムのホック・タン社長兼CEOと相次いで会談を行う予定だ。続いて、「サンフランシスコAIサミット」に出席し、先月、政府が発表した半導体・AIデータセンター・フィジカルAIを柱とする「3大メガプロジェクト」を加速化させ、シリコンバレーのビッグテック企業とのグローバル協力を具体化する方針だ。
25日には、「シリコンバレー・ベンチャー投資ミートアップ」に出席する。世界トップレベルのベンチャーキャピタル(VC)との連携を通じて、韓米両国間のベンチャー投資エコシステムを結び付けるとともに、韓国のスタートアップによる海外からの投資誘致基盤を強化する考えだ。
韓国・ブラジル首脳会談でブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領と握手する李大統領(右)の様子=2月23日、ソウル、大韓民国 青瓦台
李大統領は、米国での日程を終えた後、26日からブラジル・チリ・アルゼンチンの南米3カ国を順次訪問し、経済協力の拡大を図る。
最初の日程として、7月26日から29日まで、ブラジルのルーラ大統領の招待により、ブラジルを国賓訪問する。26日にブラジリアへ到着した後の歓迎レセプションを皮切りに、27日には大統領官邸である「アルボラーダ宮殿」で首脳会談、MOU(了解覚書)の署名式、国賓昼食会に臨む。その後、サンパウロへ移動し、同胞懇談会や「韓国・ブラジルビジネスラウンドテーブル」に出席する予定だ。
続いて、29日から30日までチリを公式訪問し、ホセ・アントニオ・カスト新大統領と首脳会談を行う。30日には、大統領官邸である「モネダ宮殿」で開かれる公式歓迎式典や首脳会談、MOU署名式、共同記者発表などを通じて、両国間の協力強化策について協議する。
その後、30日夜から8月1日までの日程で、韓国大統領としては22年ぶりにアルゼンチンを公式訪問する。31日には大統領府「カサ・ロサダ」でハビエル・ミレイ大統領と首脳会談を行い、同胞懇談会を最後に南米歴訪の日程を締めくくる。
ウィ・ソンラク国家安保室長は22日のブリーフィングで、「今回の歴訪は、南米の主要経済大国との貿易・投資の拡大と市場開拓に重点を置いている」と述べた。その上で、「ブラジル・アルゼンチンとは韓国・メルコスール(Mercosur)貿易協定交渉の再開を、チリとは自由貿易協定(FTA)の現代化を協議し、韓国企業の南米進出を拡大するとともに、外交の地平を『グローバルサウス』へ広げていく」と強調した。
南米歴訪を終えた李大統領は、8月2日にドイツのフランクフルトで同胞懇談会に出席した後、8月3日に帰国する。
shong9412@korea.kr