成均館大学人文社会科学キャンパスの国際館で開かれた2026年度後期外国人新入生のウェルカムパーティー=8月27日、成均館大学
[イ・ダソム]
韓国政府は、外国人留学生政策を「受け入れ規模の拡大」から「教育の質の向上」と「優秀な人材の育成」へと転換する。教育環境が十分でない大学には、留学生の受け入れを制限する。
今年、外国人留学生数が従来の目標だった30万人を超えたことを受け、教育部は8日、こうした内容を盛り込んだ「外国人留学生人材育成革新戦略」を発表した。
大学が海外の留学エージェントを通じて外国人留学生を募集する際、募集から入学までの過程を責任を持って管理することを求める「大学・留学エージェント標準協約書(案)」を策定し、今年下半期に配布する。留学生の保護に必要な事項は、法令を改正して義務化する方針だ。
大学の留学生に対する教育・管理能力を評価し、ビザ審査と連動させる「教育国際化能力認証制度」も見直す。現在は大学が評価指標の一部を選んで認証を受ける仕組みだが、2029年からは留学生の教育・管理に重要な指標をすべて満たすことを求める。
基本的な教育環境が整っていない大学の留学生募集も厳しく管理する。機関評価認証を取得できなかった大学や、私立大学の財政診断で2年連続して「経営危機大学」と評価された大学は、新たな留学生の募集を制限する。
先端産業や地域で必要とされる人材を確保するため、海外の優秀な人材の受け入れ・育成にも取り組む。政府招請奨学生(GKS)の理工系の選抜枠を増やすほか、研究成果に応じた奨励金など、特に優秀な人材向けの支援制度も新設する。
来年には「海外人材優秀学科認証制度」を導入する。留学生の地域での就職や定着につながった実績のある学科に、財政支援や奨学金の配分などのインセンティブを与える制度だ。
教育部は今年下半期に「第5期教育国際化能力認証制度基本計画」を確定し、関連法令の改正や海外人材優秀学科認証制度の導入、留学生との交流ネットワークの構築などを順次進める方針だ。
チェ・ギョジン教育部長官は「今後は優秀な人材の受け入れと育成に力を入れ、留学生が韓国で培った学びや経験を生かし、韓国社会や世界各地で活躍できるよう支援するとともに、K―教育の地位をさらに高めていきたい」と述べた。
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